2024/07/25

NSKグループ欧州ノイベック社売却に関するお知らせ

日本精工 株式会社 

2024年07月25日

日本精工株式会社
コーポレート・コミュニケーション部

NSKグループ欧州ノイベック社売却に関するお知らせ

日本精工株式会社(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長・CEO 市井 明俊、以下「NSK」)は本日NSKの欧州生産子会社であるノイベック社を個人投資家のStephen Lord氏、ノイベック社工場長 Willi Castro氏、ノイベック社経理部長Dominik Szell氏の3名に売却することを決定しましたのでお知らせいたします。売却は2024年度上半期中での完了を目指します。尚、本件がNSKの業績に与える影響は軽微です。

1. 売却の理由

ノイベック社は1990年にNSKがUPI社を買収した際にNSKグループの一員となり、以来Neuwegブランド/デザインの複列玉軸受を中心に生産を続けてきました。NSK既存事業とのシナジーが限定的であることから、NSKの欧州構造改革の一環として、売却交渉をすすめてまいりましたが、このたび上記投資家との合意に至ったものです。

2. 売却する子会社(ノイベック社)の概要

名称Neuweg Fertigung GmbH (ノイベック社)
所在地 Ehinger Strasse 5, D-89597 Munderkingen, Germany
代表者の役職・氏名取締役 Ulrich Nass, 駒場三千夫
事業内容軸受の製造
資本金8.9百万?
設立年月日1954年7月2日

<ご参考:Stephen Lord氏のプロフィール>

コンサルタント兼個人投資家

Dow Schofield Watts社の主要パートナーで経営コンサルタントとして活動

個人投資家として、発電、機械、ロボットなど現在10以上のプロジェクトを実行中

■NSKについて

NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では約30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、またボールねじ、電動パワーステアリングなどにおいても世界をリードしています。

企業理念として、MOTION & CONTROL(TM)を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

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