当社路線バスにおける自社基準不適合部品の使用について

当社路線バスにおける自社基準不適合部品の使用について

お知らせ

2024年9月30日

このたび、日野自動車株式会社（以下 日野）の路線バス「日野ブルーリボン」「日野レインボー」「日野ブルーリボン ハイブリッド」に使用する一部の部品において、一般社団法人 日本自動車工業会（自工会）の自主取り組み目標^※に準拠し、日野が独自に設定した自社基準を上回る環境負荷物質（カドミウム、六価クロム）が含有されていたことが、判明しました。日野は本日、当社WEBサイトを通じてサービスキャンペーンのご案内を実施いたしました。

対象車両をお持ちのお客さま並びにご利用のお客さまには、多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。通常の車両の運用の範囲においては、乗員・乗客および整備担当者の皆さまの人体への影響はありません。また、本サービスキャンペーンにて速やかに代替部品へと交換し、回収した部品を当社にて適切に処分することで、環境への影響防止に努めます。なお、現在生産・販売している車両については、すでに部品の切り替えが完了しています。

本件に関連して、カタログや当社WEBサイトの車種別環境情報などの「環境負荷物質削減」の項目で、基準を達成していないにもかかわらず、「自工会自主目標達成」といった不正確な記載がありました。重ねてお詫び申し上げます。

今後、調達部品における環境負荷物質の有無をより厳格に確認することで、再発防止を徹底してまいります。

■「日野ブルーリボン」「日野レインボー」「日野ブルーリボン ハイブリッド」のサービスキャンペーン
【サービスキャンペーン】路線バスのサービスキャンペーンのお知らせ

※自工会「自動車環境情報」ページの「（6）環境負荷物質」参照。
カドミウムについては2007年1月以降、六価クロムについては2008年1月以降の新型車が対象。