【エンジニアの実態/エンジニア1,037名にアンケート調査】8割が社内交流に意欲的
アクサス 株式会社アクサス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小堀 一雄、以下アクサス)は、エンジニア(会社員)1,037名を対象に、「エンジニアに関する実態調査」を実施いたしました。
各社にて業務のDX推進が加速するなか、新たにITエンジニアを採用する企業が増加しています。エンジニアが望む対人関係や、モチベーション向上のきっかけなど、エンジニアに対する理解はマネジメントや会社経営に大いに活かすことができるのではないでしょうか。そこで今回はエンジニア(会社員)を対象に、「エンジニアに関する実態調査」を実施しました。その結果を公表いたします。
【調査結果サマリー】
・【対人関係】適度な距離感を保ちつつ、良好な関係のため社内交流は重視する傾向。
・【仕事】努力が実を結ぶときに心が躍り、感謝されることでモチベーションが向上。
・【報酬/評価】仕事の報酬に給与を求め、成果に次いで努力に対する評価を望んでいる。
・会社や経営者に対し、現場の把握と明確な評価基準を求めている。
【対人関係】適度な距離感を保ちつつ、良好な関係のため社内交流は重視する傾向。
Q:どのような社内交流に参加したいですか?(上位3つまで)
『忘年会や新年会(40.9%)』と答えた方が4割超えと最も多く、一方で『どれにも参加したくない(18.3)』と答えた方は2割を切る結果となりました。近年、若い年代の社員は「飲みニケーション(同僚や上司とお酒を飲みながらコミュニケーションを取ること)」を好まないイメージがあるかと思いますが、エンジニアはそのような傾向が比較的少ない様子がうかがえます。
Q:職場でどのような対人関係を望みますか?(上位3つまで)
『適度な距離感を保った関係(62.9%)』を望む方が6割を超え、他の項目を大きく上回る結果となりました。選択した理由を詳しく伺ったところ、下記の通り、ある一定の距離感を保ちながら、互いに尊重し合える関係を望んでいる方が多いようです。
■【適度な距離感】を望む理由
・【適度な距離感、互いを尊重、価値観が同じ】仲間の考え方などはある程度理解していたほうが円滑に業務を遂行できると思っていますが、親しきなかにも礼儀ありといいますし、仕事のお付き合いは友達ではないので公私の間に線をひいておく必要があると思います。
・【適度な距離感・フラットな関係・多様な意見】精神的なストレスが少なく、互いに認め合い、成長できる環境に必要だと思うので。
・【適度な距離感・価値観が同じ】日中のほとんどを労働で過ごすのだから、家族とはまた違った良好な関係が必須と考えるため。
【仕事】努力が実を結ぶときに心が躍り、感謝されることでモチベーションが向上。
Q:仕事で心躍るのはどのようなときですか?(上位3つまで)
『設計したシステムが思い通りに動いたとき(42.0%)』、『目標やノルマの達成に近づいたとき(40.3%)』など、努力が実を結ぶときに心躍る方が多いことがわかります。
Q:どのようなときにモチベーションが上がるか教えてください(上位3つまで)
『誰かに感謝されたとき(43.1%)』にモチベーションが上がると回答した方の割合が最も多く、反対に『一人で業務を完遂させたとき(7.1%)』と回答した方の割合が最も少ない結果となりました。このことから、周囲からの評価や信頼をモチベーションにしている方が多いことがうかがえます。
【報酬・評価】仕事の報酬に給与を求め、成果に次いで努力に対する評価を望んでいる。
Q:仕事(会社)の報酬として最も求めるものを教えてください
『給与(62.4%)』が大差で選択され、非金銭的報酬よりも金銭的報酬を求めている方が大半を占める結果となりました。
Q:「仕事で最も認められたいのはどのような部分ですか?
『成果(44.8%)』という回答が最も多く、次いで『努力(22.1%)』を認められたい方が多い結果となりました。選択した理由を詳しく伺ったところ、下記のような意見がみられました。
■仕事でそれを最も認められたい理由
・【人格】今の世の中は人間関係が希薄であり、それが原因でプロジェクトがうまく進まないことが多々あるため。うまく繋げられる人間はこれからの世の中で貴重な存在になると考えるため。
・【成果】成果が一番他からみても評価しやすい。努力などは他人の主観がある可能性がある。
・【努力】結果が出るまでの過程が長いため、簡単に辿り着いた訳では無い日々の努力は結果に関係なく評価してもらいたいから。
会社や経営者に対し、現場の把握と明確な評価基準を求めている。
Q:会社や経営者に求めることを具体的に教えてください
(一部抜粋)
・会社が大きくなればなるほど難しいのは理解しますが、現場を見て欲しいです。
・実績や成果を公正に評価して欲しい。
・社員一人ひとりを大切に、普段からその意見に耳を傾けてほしい。
・現場感を知った上で高い視座に立ってほしい。
・働きやすい職場環境と、職務の成果に見合った給与。
現場の把握と明確な評価基準を求める意見が非常に多く、
エンジニアを抱える会社や経営者は今後これらを意識していく必要がありそうです。
考察
今回の調査結果によると、エンジニアは適度な距離感を保ちつつも、互いを尊重しあう関係を望んでいる方が多く、「誰かに感謝されたとき」にモチベーションが上がると答えた方が最も多いことからも、人間関係に重きを置いている方が多いようです。仕事においては、努力が実を結んだときに心躍る方が多く、仕事で認められたい部分も「成果」と答えた方が4割を超える結果となりました。
会社や経営者は、成果を明確な基準の下で評価して報酬に紐づけるとともに、エンジニアの声を直接拾う機会を設けるなど、現場理解を深めることが求められていると言えるのではないでしょうか。
【会社概要】
■会社名:アクサス株式会社
■本社所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル14階
■代表取締役社長:小堀 一雄
■事業内容:エンジニアリングサービス事業・登録型派遣事業・システム受託開発事業
■URL:https://www.axas-japan.co.jp/
■TEL:03-5908-8016
企業理念である「すごい!を追求する」は、お客さまや仲間からの「ありがとう」を超えて、「すごい!」と言っていただけるレベルのサービスを追求するという、私たちの決意の表れです。
「日本でもっともエンジニアがわくわくする会社になる」というビジョンには、サービスのつくり手である私たち自身が、常にわくわくする気持ちを持って事業に取り組み、エンジニアが希望を描きながらクリエイティブな能力を発揮できる組織でありたいという想いを込めています。毎日のわくわく感が、やがて社会を動かす「すごい!」へとつながるように。仕事に一人ひとりのキモチを込めて、質の高いサービスを提供し、お客さまと仲間の感動や驚きなどの「コト」を生み出し続けます。
調査概要:「エンジニア」に関する実態調査
【調査日】2023年2月3日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,037人
【調査対象】エンジニア(会社員)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
提供元:PRTIMES