2023/11/25

カラー写真で一目瞭然! 機械設備の不具合再発を防ぐ勘どころ書籍『カラー版 機械保全のための日常点検・調整作業』発売

株式会社 日刊工業新聞社 

株式会社日刊工業新聞社 2023年11月24日 PRESS RELEASE 書籍『カラー版 機械保全のための日常点検・調整作業』発売 2023年11月26日 株式会社日刊工業新聞社 日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、書籍『カラー版 機械保全のための日常点検・調整作業』(小笠原邦夫著)を発売します。設備故障を契機とした大掛かりな交換作業を防ぐには、保全担当者のみならず日々設備と向き合っている製造担当者が異常を診る目を養い、感度を高めておくことが求められます。その巧拙が生産性や利益を左右することに直結します。



異常の察知が鈍くなってきた現場


設備や機器に使用される部品やユニットは、使用状況や環境によっては摩耗や劣化などが発生し、想定よりも早く寿命を迎えてしまうことは往々にしてあります。日々の生産でも、動作不良や異音、発熱、漏れなどを検知する機会は少なくない状況です。
一方で、こうした異常を判断するスキルが低下している現場が増えてきました。その結果、設備が動かなくなるまで使用し、事後保全となるよう例が多発しています。これを食い止めるため、日常点検による予知保全が望まれているのです。


日常点検が型通りにならないようにするには?


点検活動を形式的に行っているような現場の場合、こうした予兆は見逃され、設備が突然壊れることで生産性や品質に影響を与えてしまいます。しかし、生産への負荷が高まる中で、日常点検を隅々まで行うことは現実的に難しいのが実態です。
そこで設備稼働上のリスクを避けるため、耐用年数が短い消耗品の使用箇所やココだけは必ず確認すべき急所、引っ掛かりや変形、損傷が生じやすい部位など必要最小限の状況は把握しておくことは欠かせません。


点検&修復作業の勘どころをカラー写真で見える化!


本書は、設備機器の安定稼働に向けて、誰もが容易に判断できる「異常の見方」を取り上げます。無用な設備トラブルを未然に防ぐ奥義を、写真で切り出して紹介します。
機械保全における現況把握と原状修復に特化した、初歩的かつ実用的な日常点検のノウハウ書として構成しました。


目次


第1章  生産性を上げたければ治工具の取り扱いを見直す
第2章  品質を測る前に測定器の狂いを判断する
第3章  潤滑を見直すことでシール性能が向上する
第4章  検出スイッチの接点寿命を低下させる要因を見つけよう
第5章  うまく使えば利点も多い 空気圧・油圧機器の保全周期を延ばそう


書籍情報


定価2,640円(本体2,400円+税10%)
仕様:A5判、並製、164頁、フルカラー
ISBN:978-4-526-08304-4
発行:日刊工業新聞社
発行日:2023年11月26日


著者紹介


小笠原邦夫(おがさわら くにお)
高度ポリテクセンター素材・生産システム系講師
1998年、日本工業大学大学院工学研究科機械工学専攻修了(工学修士)。半導体メーカーに勤務の後、2000年に独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(旧・雇用・能力開発機構)入職。愛知センター、東北職業能力開発大学校、千葉職業能力開発促進センターを経て現職。生産設備に関わる技術支援として機械保全全般および装置設計、安全活動などを指導。空気圧装置一級技能士、油圧調整一級技能士、機械プラント製図一級技能士資格を保有する。


【問い合わせ】
日刊工業新聞社
書籍編集部  03(5644)7490
販売・管理部 03(5644)7403


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提供元:PRTIMES

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