2024/09/24

9月27日、秀和システムより『犯罪捜査技術を活用したソフトウェア開発手法』刊行。犯罪捜査の技術を応用したコード解析を通じて、すばやくバグを検出し、技術的負債を洗い出そう!

株式会社 秀和システム 

株式会社秀和システム(東京都・代表取締役会長兼社長 上田智一)は、2024年9月27日、新刊『犯罪捜査技術を活用したソフトウェア開発手法』を発刊します。

本書は、Pragmatic Bookshelfの『Your Code as a Crime Scene, Second Edition』(2024)の邦訳で、プログラムのソースコードの分析手法を紹介する画期的な書籍です。原著の第1版では、著者の長年のソフトウェアコンサルタントの経験から、新たな視点を提供しました。その後、著者は会社を設立して、書籍の内容に基づいた新たなコード分析ツールを開発するなど、その手法を進化させてきました。本書は、その経験を反映した第2版の邦訳ですが、AIなどの最新の技術、あるいはチーム開発による技術的負債など、最新の開発現場での問題に対しても、犯罪捜査技術を活用して解決する方法に言及しています。




あなたのコードは、犯行現場か、それとも解決済みの事件か?
本書は、プログラムのソースコードに科学的犯罪捜査の手法を適用して徹底的に分析し、意図せず混入してしまった問題点を洗い出すための実践的ガイドブックです。たとえば、行動的コード分析の手法を使うことで、技術的負債とメンテナンスが必要な場所を特定し、優先順位を付け、最も有効な修正を行えるようになります。また、複数の開発者やチームが関わる場合、コードの品質にどのような影響を与えるのかを理解するとともに、組織的な問題がないかを追跡し、その状況を修正するためのヒントを説明します。それだけではなく、プログラムを心理学的な観点から捉え、どのようなコードが理解しやすく、バグの混入を防ぎ、メンテナンス性を高めるのかについても説明します。
なぜコードを犯罪現場と捉えるのか?
ソースコードの中に、バグや非効率な処理といった「犯行」が隠されている可能性があるからです。ソースコード分析によって、これらのホットスポット(犯人の行動圏内=ソースコードのバグがある場所)を特定し、「犯人」を見つけることができれば、より安全で高品質なソフトウェアを開発できます。さらに、プログラムを心理学的な側面から捉え、バグが混入しやすいコードにしない、あるいは、読みやすく理解しやすいコードとなるための書き方などにも言及します。



本書で解説する手法は、これまでになかったユニークなアプローチであり、日本の開発の現場に、新たな視点と生産性の向上をもたらすことでしょう。

■原著者からのメッセージ
原著者であるAdam Tornhill氏からは、日本語版の刊行に寄せて、次のようなコメントをいただいています。
I'm thrilled to see Your Code as a Crime Scene reach a Japanese audience, empowering more developers to leverage these techniques for healthier, more maintainable systems.
『犯罪捜査技術を活用したソフトウェア開発手法』(Your Code as a Crime Scene)が日本の読者に届き、より健全で保守しやすいシステムを構築するために、多くの開発者が本書の技術を活用できるようになったことに興奮しています。

■書籍概要
書名 犯罪捜査技術を活用したソフトウェア開発手法
著者 Adam Tornhill 著/園田 道夫 監訳/株式会社クイープ 訳
定価 3,630円(税込)
発売日 2024年 9月27日
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4798071757
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17954452/
ヨドバシ.com https://www.yodobashi.com/product/100000009003879880/

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提供元:PRTIMES

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