ホップ抽出物の腸内代謝物「アストロホップ(R)」を販売開始
株式会社 ダイセル人生100年時代、Better Aging(R)※1を目指すための機能性食品素材
株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長 小河義美)は、ホップに含まれるフラボノイド※2「キサントフモール」の腸内代謝物※3である機能性食品素材「ホップ抽出発酵物」(製品名:アストロホップ(R))の販売を開始しました。アストロホップ(R)の機能性成分である「8-プレニルナリンゲニン」は全身に循環し、継続摂取することで組織に蓄積されて機能性を発揮する成分です。
■8-プレニルナリンゲニンの機能性とは
8-プレニルナリンゲニンは、フラボノイド「キサントフモール」が、ヒト腸内の腸内細菌によって代謝されてつくられる物質のひとつで、加齢に伴う筋萎縮抑制、筋量の回復促進、アミノ酸取り込みの促進が期待される機能性食品素材です。少量で機能性を発揮するため、サプリメント形状だけではなく飲料や食品など様々な形態に配合しやすい注目の筋肉への訴求素材になります。
■8-プレニルナリンゲニンが必要である社会的背景
日本の総人口に占める高齢者の割合(高齢化率)は29%と高齢化が顕著になっています。また、日本の平均寿命と健康寿命の差は男性8.73歳、女性12.07歳もあります※4。平均寿命と健康寿命の差を縮めることでいつまでも自分らしく過ごすことができます。65歳以上の介護が必要となった主な原因は、「骨折・転倒」、「関節疾患」、「高齢による衰弱」といったサルコペニア※5、フレイル※6関連の割合が37.3%となっています※7。健康寿命にも関わるサルコペニアにならないために、「栄養」と「運動」は重要な要素です。その2つの要素に活用できる、筋肉へのアミノ酸の取り込みを高め、筋萎縮を抑制するアストロホップ(R)で人生100年時代、Better Aging(R)を目指しましょう。
■製品名「アストロホップ(R)」という名前に込めた想い
アストロ=宇宙、ホップ=ホップ素材の腸内代謝物という意味です。宇宙空間は微小重力(筋肉に負荷がかからない)のため、帰還直後の宇宙飛行士は筋萎縮状態になっています。そのような状態になる宇宙でも活躍できるようにとの想いを込めつけました。
■今後の展望
アストロホップ(R)は、現在、筋機能に関するヘルスクレーム※8取得(機能性表示食品取得)を目指すためにヒト試験の準備をすすめています。他の機能性についても複数の大学で研究中です。今後もさらなる機能性解明に向けて取り組み、提供してまいります。
2024年10月に開催される食品開発展において、セミナーをはじめブースでもご紹介いたしますのでぜひご来場ください。
※1 自分にとって好ましい年齢の重ね方。
※2 植物に含まれている色素、苦味、辛味成分でポリフェノールのひとつ。
※3 腸内細菌によって変換されてできた物質のこと。
※4 令和5年版高齢社会白書の令和元年データより抜粋。
※5 加齢に伴う筋肉量の減少および筋力低下のこと。
※6 加齢によるにより心身が衰えた状態(虚弱、老衰、脆弱)のことでサルコペニアによりも広い
範囲を含む概念。
※7 令和4年版高齢社会白書より抜粋。
※8 有効性・機能性に関わる表示のこと。
■アストロホップ(R)の製品概要
<推奨量>
原料として20~100mg
8-プレニルナリンゲニンとして0.1~0.5mg
<製品規格>
<栄養成分表示(製品100gあたり)>
※サンプル品分析による推定値
<包装形態および保存方法>
アルミラミネート袋(1kg)
直射日光、吸湿を避けて冷蔵保存
※その他仕様など、詳しい情報についてはお問い合わせください
提供元:PRTIMES