2024/10/08

BionicM株式会社、米国市場への進出加速に向け資金調達を完了

BionicM 株式会社 

米国における日本初のパワード義足「Bio Leg(R)」の販売を開始

BionicM株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:孫小軍、以下「BionicM」)は、当社のパワード義足「Bio Leg(R)」の米国市場での販売を2024年8月に開始し、初回の顧客への納品を完了したことをお知らせいたします。加えて、事業拡大のため約300万米ドルの資金調達1st closeを2024年9月に完了し、米国子会社の設立も予定しています。これにより、第三者割当増資及び助成金(採択額含む)による累計調達額は19億円となりました。
BionicMは事業拡大に向けた採用活動を積極的に行っています。
詳細は採用ページをご覧下さい:https://bionicm.notion.site/



身体的負担を軽減、自然な動作・活動をサポートすることでQOL向上を目指すパワード義足
Bio Legは、ロボティクス技術を駆使して装着者の動作をアシストするパワード義足です。脚の切断により失われた筋力を義足の動力で代替することで、装着者の身体的負担を軽減します。Bio Legは、より自然な動作、アクティブな活動をサポートし、日常生活動作の幅を広げ、QOLの向上に寄与することを目指しています。
これまで100名を超える義足ユーザーの試着を踏まえて実用化され、2023年7月には米国食品医薬品局(FDA)のクラスII医療機器として登録、2024年5月には米国の医療保険適用承認の取得を完了しています。
これまでの米国におけるBio Legの試着評価では、誤動作無く、ユーザーの動作に合わせて自然かつ直感的に動く点において高いフィードバックを受けています。BionicMの技術的強みである制御アルゴリズムにより、高い安全性、かつ使い勝手の良いパワード義足を実現しています。

世界最大規模の義肢市場である米国での販売を開始
この度、BionicMは、2024年8月に米国市場でパワード義足「Bio Leg(R)」の販売を開始し、初回の顧客への納品を完了しました。米国市場は世界最大規模の義肢市場であり、今後のさらなる成長が見込まれます。米国での展開を通じて、BionicMはより多くのユーザーに革新的な義足ソリューションを提供し、生活の質を向上させることを目指しています。
今後の米国における販売活動の拡大に向けて、2024年11月に米国子会社を設立、ワシントンD.C.周辺に拠点を設ける予定であり、より質の高いサービスを提供していきます。

さらに、BionicMは、米国での事業拡大に向けて2024年9月に海外投資家から約300万米ドルの資金調達を完了しました。今回の資金調達により、米国市場でのBio Legの販売強化に加え、技術開発および製品改良に投資することで、より多くの下肢切断者に自立した生活をサポートする製品を提供していきます。また、さらなる事業加速のため、2nd Closeに向けた資金調達を実施中です。

米国での展示会の様子


▶代表取締役 孫小軍のコメント
投資家の方、また義足業界・義足ユーザーの方から日本初のパワード義足Bio Legに対する評価をいただけたことを大変ありがたく思います。
動力アシスト機能を有するパワード義足は高価な嗜好品と見られることもありますが、歩いたり立ち上がったりと普通の日常生活動作を実現するための必需品です。これまで動力アシスト機能をもたない義足が普及してきた中で、日常の当たり前とされる動作を取ることができなかった方、身体的負担により苦労をしてきた方が世界に数多くいます。
今回の米国市場での販売、資金調達をきっかけに、パワード義足の普及をさらに加速し、多くの方にBio Legを届け、Powering Mobility for Allというミッションに向けて社会に貢献していきたいと思います。


▶メンバー募集|チームメンバーを募集中です!
現在BionicMでは、マーケティング・セールスやエンジニアなど、様々なポジションでメンバーを募集しています。
興味を持たれた方は、ぜひご連絡ください。

採用ポジション一覧はこちら|BionicM採用ページ

https://bionicm.notion.site/


※Bio Legは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業、および厚生労働省の障害者自立支援機器等開発促進事業において得られた成果を活用しています。

■BionicM株式会社(バイオニックエム)会社概要
BionicMは、東京大学博士課程において孫小軍が、同大学の稲葉教授(当時、現 同大学名誉教授)指導のもと、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のSTARTプログラムの支援を受けて行われた研究開発成果をもとに設立されました。ヒューマノイド・ロボット技術を応用して発明したパワード義足をコアテクノロジーとし、グローバルに事業展開するスタートアップ企業です。すべての人々のモビリティに力を与えること「Powering Mobility for All」をミッションとして、下肢切断者のモビリティ・QOLを向上させるパワード義足の開発・販売を行っています。


設立:2018年12月21日
代表者:代表取締役社長 孫小軍 Ph.D.
事業内容:ロボティクスと身体を融合したモビリティディバイスの研究開発・事業化
本社:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ203室
URL:https://bionicm.com/ja/

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提供元:PRTIMES

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