ニュートン・コンサルティング、「アニュアルリスクレポート2024」発行 ~企業におけるリスクマネジメント向上のヒントを探る~
ニュートン・コンサルティング 株式会社リスクマネジメントコンサルティングを手掛けるニュートン・コンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:副島 一也)は2024年9月25日、「アニュアルリスクレポート2024」を発行しました。
▼アニュアルリスクレポート2024 (全文)
https://www.newton-consulting.co.jp/download/annual_risk_report_2024.html
1. 調査の目的
企業の持続的成長を実現させるには環境変化を注視し、予測される変化に対応するための仕組みを整え、効果的かつ効率的にリスクマネジメントを行うことが不可欠です。
2024年の本調査では、上場企業向けWeb調査および有価証券報告書のテキスト解析調査を実施しました。Web調査は、上場企業のリスクマネジメント活動を主とする部門を対象に「リスクマネジメントをうまく実践できている企業の特徴は何か? そうではない企業との違いはどこにあるのか?」に焦点をおいて実施。昨年に引き続いて実施した有価証券報告書のテキスト解析調査では、企業の取り組みの趨勢の変化を経年で分析しました。
2. 主な調査結果
【上場企業向けWeb調査:企業リスクアンケートの調査結果】
上場企業のリスクマネジメント活動の主管部門 担当者(2年以上経験者のみ)300名を対象にWebアンケートを実施
企業のリスクマネジメントの有効性向上のヒントは「トップのコミットメント」にある
リスクマネジメントがうまく機能している企業群とそうでない企業群との差異を分析したところ、リスクマネジメントがうまく機能している企業群は次の6つのポイントが優れていることが判明しました。
【表1:特に差異が見られた設問項目(質問別)】
これらのポイントは主にトップのコミットメントに関することであることから、企業のリスクマネジメント向上の鍵はトップにあると考えられます。
このほか、各企業におけるリスクマネジメント体制や抱えている課題、リスクマネジメントのトレンドについての調査結果も掲載しています。
【有価証券報告書の調査・分析結果】
主に有価証券報告書の「事業等のリスク」にトレンドリスクワードを記載する企業数について分析しました。
【表2:トレンドリスクワード(分野別)】
ほとんどのトレンドリスクについて、「事業等のリスク」に記載する企業の割合は増加傾向にある
過去6年間に提出された有価証券報告書数は、徐々に減少傾向にあるにもかかわらず、サイバー攻撃、気候変動、噴火、地政学はいずれも毎年、継続的に増加傾向が見られました。業界別では特に保険業で顕著に見られ、前年に比べると気候変動が15.2ポイント、噴火が6.2ポイント、地政学リスクが16.5ポイント上昇していることがわかります。保険業は事業特性上、世の中のトレンドリスクに対して敏感であることが容易に推察でき、この点からも、これらリスクは注目に値するものと考えられます。
【図1: サイバー攻撃、気候変動、地政学、噴火が記載された有価証券報告書数の経年変化】
▼アニュアルリスクレポート2024(全文)
https://www.newton-consulting.co.jp/download/annual_risk_report_2024.html
【ニュートン・コンサルティング株式会社 概要】
https://www.newton-consulting.co.jp/
社 名 :ニュートン・コンサルティング株式会社
所在地 :東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビルディング5F
設 立 :2006年11月13日
資本金 :30,000,000円(2023年12月末時点)
代表者 :代表取締役社長 副島 一也
事業内容:リスクマネジメントに関わるコンサルティング
【サポート実績】
内閣府、内閣サイバーセキュリティセンター、経済産業省、一般社団法人全国銀行協会、東京ガス株式会社、三菱商事株式会社、積水化学工業株式会社、武田薬品工業株式会社、ヤフー株式会社、デル・テクノロジーズ株式会社の他、約2,000社の支援実績を有する
~お客様事例~
https://www.newton-consulting.co.jp/casestudy/
提供元:PRTIMES