藤崎彩織さん著『ねじねじ録』が、待望の文庫化!
株式会社 文藝春秋株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)は、人気バンド・SEKAI NO OWARIで”Saori”としても活動している作家・藤崎彩織さんのエッセイ集『ねじねじ録』(文春文庫/水鈴社)を11月6日に発売しました。
大人気イラストレーターの牧野千穂さんによる、美しい絵本のようなカバー絵。「まるでアンティークのオルゴールのよう」(彩瀬まるさん談)
私の悩み方は、『くよくよ』でも『うじうじ』でもなく、『ねじねじ』である気がする――
こんなに率直に綴ってしまっていいの!? と思うほど、仕事や育児に悩む日々について本音で綴られた本書は、どうしてもうまくいかなくて困っている日にぜひ手にとってほしい救いとなる一冊。
文庫版では、現在の心境を綴った書き下ろしを追加しました。
多くの読者ファンが待ち望んだ文庫化に寄せて、本書に魅了されたという文庫の解説者・彩瀬まるさん、そして単行本の担当編集者・篠原一朗さん(水鈴社代表取締役)から、とっておきの推薦メッセージが届きました。
■本書の解説者・彩瀬まるさんからのコメント
悩み続けることは、強さや美しさの一種なのだと教えてくれる本でした。暮らしについて、仕事について、私たちが作っていく未来について、私も藤崎彩織さんと一緒に、ねじねじ悩んでいきたいです。
■単行本の担当編集者・篠原一朗さんからのコメント(水鈴社代表取締役/編集者)
藤崎彩織さんの初小説『ふたご』以来、藤崎さんの著書を何作も編集させていただきました。
そこには強い絆があると(少なくとも自分は)思っていますが、原稿のやり取りをするときは、今でも緊張します。
互いに真剣勝負だからです。
原稿が届くと、「表現がありきたりです」とか、「分かりにくいです」とか、こちらが思ったことを包み隠さず書き込んで戻します。
そうすると早ければ翌日に、負けず嫌いな藤崎さんから、だいたい期待以上の直しがなされた原稿が届きます。
でも、こちらの一方的な攻撃ばかりではありません。
たまに、彼女の痛烈な反撃を受けて、しばらく頭を抱えたりもするのです。
(詳しくは本文「笑う担当編集者」をご参照ください)
SEKAI NO OWARIのエピソードも沢山書かれているけれど、僕がやり取りしているのはセカオワのSaoriさんではなく、あくまで作家の藤崎彩織さんです。
改めて読み返しましたが、すごく面白いです。
手に取っていただけたら幸いです。
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POP1.
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作家、音楽家、母として悩みが尽きない著者の藤崎彩織さん (C)森本美絵/水鈴社
■藤崎彩織さんのプロフィール
1986年大阪府生まれ。2010年、突如音楽シーンに現れ、圧倒的なポップセンスとキャッチーな存在感で「セカオワ現象」と呼ばれるほどの認知を得た4人組バンド「SEKAI NO OWARI」では"Saori"としてピアノ演奏とライブ演出、作詞、作曲などを担当。研ぎ澄まされた感性を最大限に生かした演奏はデビュー以来絶大な支持を得ている。文筆活動でも注目を集め、2017年に刊行された初の小説『ふたご』は直木賞の候補となるなど、大きな話題となった。他の著書に『読書間奏文』『ざくろちゃん、はじめまして』がある。
■書誌情報
書 名:『ねじねじ録』
著 者:藤崎彩織
判 型:文庫判
発売日:2024年11月6日
定 価:891円 (税込)
ISBN:978-4-16-792302-0
書誌URL:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167923020
提供元:PRTIMES