台湾の半導体関連企業の日本子会社向けにCTBC Bankと東京スター銀行がシンジケートローンを共同組成

2024/08/09  株式会社 東京スター銀行 

2024年8月9日

株式会社東京スター銀行

台湾の半導体関連企業の日本子会社向けにCTBC Bankと東京スター銀行がシンジケートローンを共同組成

株式会社東京スター銀行(東京都港区、代表執行役頭取伊東武)は、このたび、親会社で台湾最大規模の民間金融機関であるCTBCBank(中國信託商業銀行股?有限公司)と共同で、半導体などの材料分析分野で世界トップクラスの受託分析会社である台湾のMaterialsAnalysisTechnologyInc.(MA-tek)の日本子会社である日本マーテック株式会社に対して、肥後銀行、熊本銀行、七十七銀行の三行が参加する総額20億円のシンジケートローンを組成いたします。

MA-tekは材料分析を主力サービスとして2002年に設立された会社で、進化を続ける半導体業界をはじめとしたハイテク業界において、製品設計、製造からパッケージング、テストに至るまでの各工程に合わせた最先端で強力な分析・解析サービスを提供しています。台湾、中国、日本に15ヵ所のラボ(研究所)を展開していて、今回の資金調達は、日本国内2番目の拠点として2023年に設立された熊本ラボの事業拡大のための資金などとして活用されます。

当行は、2023年に熊本オフィスを開設以来、台湾大手半導体企業とともに熊本などに進出してきた関連企業や台湾からの駐在員向けの金融サービスにとくに注力しています。法人向けお取り引きでは、すでに半導体関連企業約30社のお取引口座を開設し、本件のような融資取引も増えるなどさまざまな金融ニーズに対応しています。

熊本オフィスはもちろん、本店スタッフにも中国語人材を積極的に採用・配置して言語的障壁を無くし、台湾企業の皆さまにも安心してご相談いただける環境を整えています。当行は今後も、CTBCBankを親会社に持つ強みを生かして、日本・台湾のビジネス拡大やビジネス深耕に資する取り組みを推進してまいります。

<本件に関するお問い合わせ先>
東京スター銀行広報・サステナビリティ推進室TEL:03-3586-3111(平日9:00-17:00)

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