令和6年度「体験の機会の場」と連携した教職員等環境教育リーダー養成研修の開催~「持続可能な森づくりから学ぶ」-生物多様性について-~

2024/08/26  環境省  

2024年08月26日
  • 総合政策

令和6年度「体験の機会の場」と連携した教職員等環境教育リーダー養成研修の開催~「持続可能な森づくりから学ぶ」-生物多様性について- ~

環境省は、学校教職員をはじめ、行政関係者、民間企業・NPO/NGO職員、大学生・大学院生等環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方を対象に、「体験の機会の場」に認定されているモビリティリゾートもてぎ ハローウッズ(運営:ホンダモビリティランド株式会社)と連携した研修を令和6年9月29日(日)に栃木県茂木町で開催します。

1.研修の目的

環境省は、文部科学省の協力の下、持続可能な社会の構築を目指して、教職員等を対象とした「令和6年度教職員等環境教育リーダー養成研修」を実施しています。
その一環として、「体験の機会の場」※1に認定されているモビリティリゾートもてぎ ハローウッズ(運営:ホンダモビリティランド株式会社※2)において、「持続可能な森づくり」をテーマとし、適切に管理・整備されている施設内の森林で行われる動植物の生態観察などのフィールドガイドウォークなどの自然体験プログラムを体験するとともに、参加者同士の意見交換等を通じて、効果的な環境教育プログラムを企画、実践することができるリーダー人材を育成するための研修を行います。
また、同時に、本研修は環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある多様な参加者を対象としており、持続可能な社会づくりに関心を持つ参加者間の交流、ネットワークの構築につながることを目的として実施します。

※1 体験の機会の場について
環境教育等促進法第20条に基づき、民間の土地・建物の所有者等がその土地・建物を自然体験活動等の体験活動の場として提供する場合に、申請に基づき、都道府県知事・指定都市等の認定を受けた体験活動の場です。
認定に当たっては、安全確保や実施体制に関することなどが要件となっており、環境教育の質の高さを担保するとともに、安心して参加できる体験活動の機会の提供につながっています。現在、本施設を含め全国34か所の場が認定を受けています。

※2 ホンダモビリティランド株式会社について
本田技研工業株式会社のグループ会社であり、鈴鹿サーキット、モビリティリゾートもてぎ(旧・ツインリンクもてぎ)の運営管理等を事業とし、人と自然とモビリティの共生をテーマに環境と調和した企業活動を行っています。
1997年に栃木県茂木町にモビリティリゾートもてぎを開業し、サーキット場周辺で約40年間放置されていた里山の森林を整備して、2000年に自然体験施設としてハローウッズ(42ha)をオープンし、茂木町の自然豊かな里山で、動植物の生態観察や環境保全への興味と関心の促進を目的とした様々な自然体験プログラムを実施しています。
2021年 、ハローウッズは、栃木県内で初となる「体験の機会の場」に認定されました。また、2023年、モビリティリゾートもてぎは、生物多様性の保全が図られている区域「自然共生サイト」として環境省の認定を受けました。

【参考】
発表済みの令和6年度教職員等環境教育リーダー養成研修については、以下のとおりです。
・令和6年度教職員等環境教育リーダー養成研修の開催について(令和6年6月24日付け環境省報道発表)https://www.env.go.jp/press/press_03353.html

2.日程・会場等

日程:令和6年9月29日(日) 9:50~16:30(予定)
会場:モビリティリゾートもてぎ ハローウッズ(栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1)
主催:環境省
協力:文部科学省、「体験の機会の場」研究機構※3
運営協力:ホンダモビリティランド株式会社

※3 「体験の機会の場」研究機構について
都道府県知事等から「体験の機会の場」の認定を受けた事業者が、民間の立場から、体験プログラム等の更なる充実を図るために設立した任意団体で16団体が加盟。

3.主な内容(予定)

・グループワーク
・体験プログラム(フィールドガイドウォーク、木工ものづくり等)
・講義「生物多様性に向けた森の管理」(﨑野隆一郎氏:ホンダモビリティランド(株) 森のプロデューサー)
・講義「学校とつながるためのワンポイントアドバイス」(關口寿也氏:東京都多摩市立連光寺小学校 校長) 等

(ハローウッズ内「生命の塔」及び遊歩道 写真提供:ホンダモビリティリゾート(株))

4.申込方法等

対 象: 環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方
(学校教職員のほか、行政関係者、民間企業やNGO/NPOのスタッフ、大学生等)
申込方法: 研修公式サイト内のプログラム・デザイン・コース「お申込みフォーム」に必要事項を記入の上、送信ください。定員(25名)に達した場合は、
募集を締め切ります。
公式サイト: https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfIKIKk5w6lb1tZFEVZZgvjMTrrQF6OWrk3L19S7dZ4Srwzfg/viewform

参 加 費: 無料(ただし、交通費、宿泊代、昼食代は自己負担となります。)
アクセス: ①無料送迎バス
(JR宇都宮駅前、ハローウッズの発着 ※所要時間約60分)
②マイカー使用
(※駐車場に限りがありますので、事前に事務局まで御連絡ください。)

【研修に関してのお問合せ】
公益社団法人日本環境教育フォーラム(研修運営事務局)内
URL: https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher
MAIL:esd-kensyu@jeef.or.jp
TEL: 03-5834-2897

連絡先

大臣官房総合政策課環境教育推進室

代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8231
室長
黒部 一隆
室長補佐
長岡 千恵
係長
丹野 雄太
担当
池田 征広