PVB中間膜に関するドイツ特許権侵害差止め及び損害賠償の訴訟提起について

2024/10/16  積水化学工業 株式会社 

PVB中間膜に関するドイツ特許権侵害差止め及び損害賠償の訴訟提起について

2024年10月16日
積水化学工業株式会社

積水化学工業株式会社(代表取締役社長:加藤 敬太、以下「積水化学」)の高機能プラスチックスカンパニー(プレジデント:清水 郁輔)は、積水化学の欧州特許2017237(以下「EP’ 237」)、欧州特許3208247(以下「EP’ 247」)、欧州特許3357888(以下「EP’ 888」)及び欧州特許3392222(以下「EP’ 222」)を侵害されたとして、株式会社クラレの子会社であるクラレヨーロッパ有限責任会社(以下「クラレ欧州」)を被告として、ドイツのミュンヘンI地方裁判所(事件番号7 O 12401/24、事件番号7 O 12476/24 及び事件番号7 O 12477/24)及びマンハイム地方裁判所(事件番号2 O 92/24)に提起しました。

積水化学が所有するPVB中間膜の遮音性に関するEP’ 237及びEP’ 247に基づく訴訟、ならびに積水化学が所有するPVB中間膜の収縮性に関するEP’ 888に基づくミュンヘンI地方裁判所において争われる訴訟は、クラレ欧州が製造・販売する遮音楔製品である「”Trosifol” The Wedge Acoustic」及び「”Trosifol” The Wedge Acoustic Shadeband」のドイツにおける製造・販売等の差止めと損害賠償責任の確認を求めるものです。

積水化学が所有するPVB中間膜の光沢度に関するEP’ 222に基づくマンハイム地方裁判所において争われる訴訟は、クラレ欧州が製造・販売する遮音楔製品である「”Trosifol” The Wedge Acoustic」及び「”Trosifol” The Wedge Acoustic Shadeband」のドイツにおける製造・販売等の差止めと損害賠償責任の確認を求めるものです。

積水化学は、保有する知的財産権を重要な経営資源と位置付けており、積水化学グループの知的財産権が侵害されていると判断した場合は、厳正に対処していく所存です。


<本件に関するお問い合わせ先>

コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
E-mail:kouhou@sekisui.com


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