現場にはびこる非効率な「OJT」 上司の指導・コーチング力を、評価・改善するサービス登場

2022/11/09  リープ 株式会社 

SkillPalette コーチングアセスメント

教育戦略の支援事業を展開するリープ株式会社(東京都品川区 代表取締役 堀貴史/以下、リープ)は、属人的になりがちな上司(マネージャー層)の「OJT(On The Job Training)」における指導・コーチングスキルの“質”を客観的に評価・分析し改善できる新サービス「SkillPalette コーチングアセスメント」を2022年11月8日にリリースした。



●新サービスについて
日本は欧米に比べ、部下に対する実務スキルに対する指導や育成の方法が体系化(※)されている企業はまだまだ少なく、OJTは特に「背中を見て学べ」という属人的なタスクになりがちだ。
そこでリープは、スキル評価指標「Rubrica」や、対話分析に関するシステムを独自開発。マネージャー層(上司)のコーチングにおけるプロセスや技術など対話による指導力、部下の学習支援における到達度を可視化。客観的に評価(スコアリング)することを可能にした。
また、スコアリングしたデータをもとに、経験豊富なコンサルタントがインストラクショナルデザインの観点から、上司の人材育成プランを設計。総合的にサポートすることで“成果創出につながる”効果的な「OJT」の実践を支援する。

これまでリープは対話分析やスキル評価などのサービス提供を通じて、製薬ヘルスケア産業やIT・電機産業を中心に年間6000人を超えるデータを集積しており、その後の成長過程や変化も長期的に調査分析している。このノウハウを様々な職種のマネージャー層に広く提案できるように新サービスを開発した。

(※)教育を効果、効率、魅力的にする「インストラクショナルデザイン」という方法論があり、欧米では体系化して、企業に取り入れられている。


●属人的な指導で「部下の時間を奪っている」
リープがこれまで多くの人事・人材開発担当者とやり取りをする中で感じたのは、部下に実務を教えるためのスキルや方法論が確立されておらず、「指導」が体系化されてない現場が多いということ。生産性の向上が叫ばれる昨今、指導者にも教育工学等に基づく理屈に沿った指導が求められている。
教育・指導のはずが「部下に考える隙を与えない業務の押し付け・指示」になっていたり、流行りの1on1コーチングも部下との会話時間確保が目的で「部下の機嫌とりをする」といったパターンに陥りがちだ。こうした指導は部下の成長を妨げるどころか、部下の作業時間をいたずらに奪っている現実がある。

そこでリープはインストラクショナルデザインに基づき、「部下の成果創出」を目的とした上司の指導力向上にコミットする。上司の指導力を適切に評価し改善策を提案することで、チームや組織の業績拡大に寄与するのが本サービスの価値だ。

●今後の展開について
リープでは、製薬ヘルスケア産業、制御機器・電機産業などの一部上場企業、外資系企業で25社以上、100を超えるプロジェクトでサービスを提供。 営業担当者の商談スキル評価サービスは15000人以上に利用されている。また、その上司であるマネジャー層へのサービスも9社・500人以上実績があり、2022年12月までの導入へ向け、4社のプロジェクトが新たにセットアップ中だ。

リスキリングが叫ばれる中、組織の人材育成力、部下指導力は経営戦略上必須であり、今後は営業担当者の商談スキル評価以上のニーズが想定される。また、人的資本経営で求められる従業員の能力・スキルの可視化や、評価データ蓄積の重要性の理解が進むことで、従来型の1on1支援やコーチングスキル研修サービスの効果検証とも言える本サービスが波及していくことが期待される。

●SkillPaletteについて


「SkillPalette」は、独自開発したスキル評価指標「Rubrica」を使用した、人材育成・組織改善をサポートするAIを活用したスキル評価・学習プラットフォーム。2022年11月に行われた日本e-Learning大賞で、当サービスは人材育成を効率化するソリューションとして高く評価され、HR Tech特別部門賞を受賞した。

◆トライアルキャンペーン実施中◆
サービスの詳細、取材申し込みなどに関するお問い合わせ先

リープ株式会社 カスタマーエンゲージメント事業部
電話:03-3471-3540
E-mail: assistant@leapkk.co.jp
【ホームページ】https://www.leapkk.co.jp/

※当サービスの価格は、ご導入いただくサービスにより異なりますので直接お尋ねください。

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