TESSグループ、株式会社エイシン様から「木質バイオマスガス化熱電併給設備18台」を受注

2024/09/18  テスホールディングス 株式会社 

 テスホールディングス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:山本 一樹、以下「当社」)は、連結子会社であるテス・エンジニアリング株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:高崎 敏宏、以下「テス・エンジニアリング」)が、この度、破砕機等の環境機器の専門メーカーである株式会社エイシン(本社:新潟県長岡市、代表取締役:長部 祐司、以下「エイシン」)から「木質バイオマスガス化熱電併給設備18台」(以下「本設備」)を受注いたしましたのでお知らせいたします。
 本設備は木質バイオマスガス化熱電併給設備で先進的技術を保有するオーストリアのGLOCK ecotech GmbH(以下「GLOCK社」)製であり、テス・エンジニアリングがGLOCK社より調達し、エイシンに機器販売するものであります。2025年3月頃から分割納入していく予定です。

■受注の概要
 本設備は、エイシンが地元の未利用間伐材を燃料として有効活用することで地元に貢献したいという想いからバイオマス発電をご検討されていた中、テス・エンジニアリングにご相談をいただき、受注したものであります。
 本設備の優れた特徴としては、テス・エンジニアリングが本設備と同じGLOCK社製の木質バイオマスガス化熱電併給設備を顧客の工場に導入した案件において、ガス化炉のメンテナンスまでの一般的な目安とされる500時間を大幅に上回る期間をメンテナンスフリーで連続稼働できた実績があることが挙げられます。この実績の達成にはGLOCK社のほか、バイオマスの総合技術コンサルタントである株式会社PEO技術士事務所(以下「PEO技術士事務所」)からの全面的な協力と技術アドバイス等があったことも背景にあり、本設備の受注においてもテス・エンジニアリングは、この実績やPEO技術士事務所からの技術アドバイス等を踏まえた上でGLOCK社と細かな仕様調整や検証等を進めてまいりました。
 今後は、本設備の稼働により地元の未利用間伐材を燃料として売電事業を実施することで、再生可能エネルギーの創出やバイオマス資源の有効活用に繋げていくことが可能となります。

■今後の展望
 当社グループは、「再生可能エネルギーの主力電源化」「省エネルギーの徹底」及び「エネルギーのスマート化」の3つの領域で事業を展開しながら、総合的なエネルギーソリューションの提供を行っております。
 今後も、これまで培ってきた知見や実績等を活かしながら、顧客企業のエネルギーに関する多種多様なニーズを実現し、「脱炭素のリーディングカンパニー」を目指してまいります。
〈本設備の概要〉

【テス・エンジニアリング株式会社について】


■本件に関するお問い合わせ先
テスホールディングス株式会社 広報・IRチーム
https://www.tess-hd.co.jp/contact/
※当社グループは、テレワーク・時差出勤を取り入れております。
そのため、お電話での対応ができない場合がございますので、ホームページよりお問い合わせください。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

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