伊豆シャボテン動物公園 × ミツカングループ「ZENB」 × 株式会社ゆとりの空間「ごちそうさまプロジェクト」が、サステナブルな取り組みをスタート！
サステナブルな取り組みをスタート
伊豆シャボテン動物公園（所在地：静岡県伊東市）は、ミツカングループの未来に向けた新たな食生活を提供する「ZENB（ゼンブ）」の理念に賛同し、フードロス視点から動物のおやつや飼料について考えるサステナブルな取り組みを、2024年9月28日（土）より実施いたします。また今後は、「ZENB」と当園との懸け橋となった料理家・栗原心平氏が代表を務める株式会社ゆとりの空間（本社：東京都目黒区）と、フードロス食材を人も余すことなく美味しく食べるメニューの開発を推進してまいります。
伊豆シャボテン動物公園
当園では、現在約140種もの動物を飼育しており、園内で放し飼いのリスザルをはじめ、草食動物のカピバラ・カンガルーなどのおやつとして、果実のなる植物や樹木を植栽しています。さらに、地元の農家・農産物直売所・スーパーなどから、間引きした野菜や外葉、余剰となった季節の果実、竹などをもらい受け飼料の一部として利用することで、動物たちの育成と僅かながらもSDGsの試みを両立してきました。そしていま、無駄なく資源を活用し、且つ動物たちの食生活の向上を図るため当園が新たに取り組みはじめるのが、フードロス視点からの動物のおやつ・飼料です。
フードロス視点から動物のおやつや飼料を考える
この取り組みは、65年前の開園以来「自然と人との共生」を掲げてきた当園が、「人と社会と地球の健康に貢献する」「美味しさと健康をひとつにする」という「ZENB」が目指すビジョンに共感し、実現したものです。これまでは廃棄されていた栄養価の高い皮や種、さやまでまるごと使った枝豆とカボチャ。これらを余すことなく使うことで、資源として有効的に活用するだけでなく美味しくいただく、それがこの取り組みのテーマです。実際にこの“まるごと野菜”を動物たちに与え、食性や動物種による食の好みを観察し試行錯誤したところ、おやつや飼料として有効利用が可能であることを確認いたしました。そしてこのサステナブルな取り組みをいかにお客様に普及できるのか、少し先の未来まで視野に入れつつ、お客様参加型のイベントを考案いたしました。
お客様参加型のイベントを開催
さらに今後は、人間もフードロス食材を余すことなく美味しくいただくことを目指し、「ZENB」と当園との懸け橋となっていただいた料理家・栗原心平氏とともに、“動物のおやつ・飼料”とは別にもう一つのプランを構想しています。栗原氏が率いる株式会社ゆとりの空間は、食を通した社会課題解決を行う「ごちそうさまプロジェクト」に取り組んでおり、料理家である栗原心平氏のアイデアと、諸問題を解決しながら“美味しい”を叶えたいという思いをかけあわせ、これまでにも様々な取り組みを実施しています。
料理家で株式会社ゆとりの空間代表の栗原心平氏
ミツカングループの「ZENB」、株式会社ゆとりの空間の「ごちそうさまプロジェクト」、そして当園と。その、食と自然に対する思いがメニューとして結実し、お客様に喜んで食していただくことを目標に、これから新たな歩みを進めてまいります。
動物のおやつや飼料でフードロス削減！ イベント第一弾
「ZENB」シリーズの、皮や種、さやまでまるごとの枝豆とカボチャを使ったイベントの第一弾は、2024年9月28日（土）よりスタートいたします。この時期ならではのハロウィンを意識した演出もあり、お子様も楽しみながらサステナブルな取り組みに参加できる内容となっております。
動物たちに特製の野菜ケーキをプレゼント
《枝豆もカボチャもまるごとおいしく食べてフードロス削減！動物たちに野菜ケーキをプレゼント》9月28日（土）から10月の土・日曜・祝日に開催するイベントでは、飼育員が「ZENB」の食材に加え、野菜やフルーツを使ってケーキを作り、動物たちにプレゼントいたします。
【日にち】2024年9月28日（土）～10月27日（日）までの土・日曜、祝日に開催
【時 間】14：00～15：00の間で実施予定 （1ヶ所につき10～15分ほど）
【場 所】チンパンジアム（チンパンジー）、カピバラ虹の広場（カピバラ、マーラ）、カピバラの露天風呂展示場（カピバラ）、ロックガーデン（パンダヤギ、サフォークヒツジ）、バク展示場（アメリカバク）、太陽の広場（ラマ、マーラ）、カンガルーの丘（クロカンガルー、パルマワラビー、ベネットワラビー）
※上記のエリアのうち1日1ヶ所で実施、天候や動物の体調等を考慮し日により場所を変更
※カッコ内は各エリアで暮らしている主な動物
【内 容】これまでは捨てられていた栄養豊富な種もさやも皮もまるごと使う！この“まるごと野菜”を使って、飼育員が特製ケーキを作り動物たちへプレゼント。動物ガイドだけでなく、フードロスについて、またサステナブルな取り組みについても飼育員が解説。
【備 考】開催時間、場所は当日園内放送にてお知らせ。天候等の理由により、内容の変更やイベントが中止となる場合あり。
ワオキツネザルやリスザルにおやつをあげてみよう
《ちびっ子たちもイベントに参加してみよう！ハロウィン気分で楽しむ＆学ぶサステナブル》10月は日曜・祝日に、カボチャの粉を固めて動物の形に成型するお客様参加型イベントを予定しております。
【日にち】2024年10月6日（日）～10月27日（日）までの日曜日と祝日
【時 間】14：30～
【場 所】リスザルトンネル（リスザル、ワオキツネザル）
※カッコ内はこのエリアで暮らしている主な動物
【内 容】ハロウィンといえばカボチャ。皮や種、わたも余すことなく細かく砕いたカボチャの粉を使って動物の形をしたおやつを作り、リスザルやワオキツネザルにプレゼント。動物たちの行動や生態をじっくり観察できるほか、サステナブルな取り組みについても学べる。
【備 考】参加料 1個200円 （個数に限りあり）。動物の体調や天候等の理由により、内容の変更やイベントが中止となる場合あり。
人も、動物も、フードロス食材を余すことなく美味しく食べる
■伊豆シャボテン動物公園
https://izushaboten.com/
■ミツカングループの株式会社ZENB JAPAN
https://zenb.jp/
■株式会社ゆとりの空間
https://www.yutori.co.jp/
