運用の仕組みづくりとデータ活用で会議室不足の「本当の原因」にアプローチ
株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、社長:湊 宏司)は、会議室不足を解決する新ソリューションとして、開発中の次世代会議室予約システム「Reserve Any(リザーブエニー)」を、2025年に提供開始予定であることをお知らせします。
事業背景
現在、当社のワークプレイス事業は、Office1.0をオフィス家具の製造・販売、Office2.0を空間ベースのソリューション提供ビジネス、Office3.0をデータ活用による働き方ベースのオフィスDXとしてビジネスを展開しています。特にOffice3.0は付加価値が高く競争優位性をもつ次なる成長エンジンと捉えています。
実際に2024年2月のオフィスデータ分析サービス「Data Trekking」の発売を皮切りに、同年3月には「オフィスデザイン自動生成AI(仮)」を、同年7月には「Office Asset Finder(仮)」の開発をスタートしています。前者は東京大学の松尾研究室発のAIスタートアップである燈株式会社と、後者はRFIDのロケーションテックカンパニーであるRFルーカス株式会社と共同開発を進めており、両者ともに2025年内の提供開始を目指しています。今回、新たに開発中の「Reserve Any」は「Data Trekking」を核としたOffice3.0構想をさらに拡充するものとして位置付けています。
Reserve Any
企業ではオフィスワーカーの働き方の多様化により、会議室不足の課題が顕著となっています。様々な取り組みで改善を図っていますが、根本解決には至っていません。会議室不足の「本当の原因」はどこにあるのか。イトーキのオフィス構築・運用コンサルティングの知見と、「Data Trekking」で蓄積してきたデータから明らかになったのは、会議室の非効率な利用実態の数々でした。
イトーキは「Reserve Any」というこれまでにない会議室運用のしくみと独自のデータ活用で、会議室不足の解決にアプローチします。「Reserve Any」の詳細は2024年11月下旬にプレスリリースなどでお知らせする予定です。
【ソリューション情報】
https://www.itoki.jp/special/data-trekking/reserve-any/index.html
【関連情報】
「働き方×働く環境」をデータドリブンで改善し続ける新サービス第1弾「Data Trekking」誕生
https://www.itoki.jp/company/news/2024/2402_datatrekking/
イトーキとAIスタートアップの燈、オフィスデータを活用した生成AIの共同開発契約を締結
https://www.itoki.jp/company/news/2024/2403_akari/
イトーキ、 RFIDのロケーションテックカンパニー・RFルーカス株式会社へ出資
https://www.itoki.jp/company/news/2024/0702/
【イトーキのワークプレイス事業について】
株式会社イトーキは1890年創業。ミッションステートメントに『明日の「働く」を、デザインする。』を掲げ、オフィス家具の製造販売、オフィス空間デザイン、働き方コンサルティング、オフィスデータ分析サービスのほか、在宅ワークや家庭学習用家具、公共施設や物流施設向け機器など、”Tech×Design based on PEOPLE”を強みに、さまざまな「空間」「環境」「場」づくりをサポートしています。
ハイブリッドワークが普及し働く場所や働き方の多様化が進むなか、生産性や創造性を高める空間DX、最適なオフィス運用を伴走型で支援するコンサルティングサービスなども展開。外部デザイナーやパートナー企業との協業も積極的に行い、これからの新しいワークスタイルとワークプレイスを提案しています。
【本リリースへのお問い合わせ先】
株式会社イトーキ ソリューション開発統括部 TEL 03-6910-3910