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最終更新時刻:17時54分

ファシリティドッグと退院した子どもたちとのふれあいイベント【シャイン・オン!おんがくフェスティバル2024】開催

2024/10/22  特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズ 

「アニーにもう一度会いたい」再会を望む子どもたちの声から実現


入院中の子どもを訪問するアニー

シャイン・オン!キッズは2012年から神奈川県立こども医療センターへファシリティドッグ、アニーを派遣しています。ファシリティドッグは入院中の子どもたちに寄り添い活動するため、退院したお子さんと会う機会はありません。そこでこの度、同センターを退院した子どもたちを対象に、アニーに再会するイベント「シャイン・オン!おんがくフェスティバル」を開催する運びとなりました。
特別ゲストとして俳優の大和田獏さんとその娘である大和田美帆さんによる父娘ユニット「BAKUMIHO(ばくみほ)」をお迎えし、美帆さんの美しい歌声や、獏さんによる紙芝居など、バラエティに富んだ内容です。

【シャイン・オン!おんがくフェスティバル2024 概要】
日時: 2024年10月26日(土) 10時半から12時 
対象: 神奈川県立こども医療センターを退院した子どもとご家族 
会場: 横浜市内(ご取材申込みの方へ詳細をお伝えします)
この事業はジョンソン株式会社様のサポートを受けて実施します。

◆プログラム
10:30-10:40 開会の挨拶、ハンドラーの挨拶
10:40-11:15 音楽演奏 / 呼吸法
11:15⁻11:30 休憩
11:30⁻11:45 音楽演奏
11:45⁻12:00 閉会の挨拶 / 集合写真撮影

会場には、同センターで活動するファシリティドッグのアニー、練習中のオリ、さらに候補犬1頭がご挨拶する予定です。犬の体調により、変更になる場合がございます。

神奈川県立こども医療センターを退院した子どもとファシリティドッグの再会イベントは、2017年に「ファシリティドッグふれあい音楽フェスティバル2017」、2023年に「シャイン・オン!運動会」を実施しております。

問合せ:認定NPO法人シャイン・オン・キッズ
金 容子(070-6487-9379 / yoko_kim@sokids.org )

◆出演者紹介

アニー ゴールデン・レトリーバー(メス)
2016年3月27日オーストラリア生まれ。生後2か月の頃よりアシスタンス・ドッグス・オブ・ハワイにて訓練を開始。2017年に来日し、日本で3番目のファシリティドッグとしてハンドラーの森田優子とともに神奈川県立こども医療センターにて活動中。





オリ ラブラドール・レトリーバー(メス)
2022年5月3日米国ハワイ生まれ。ベイリー、ヨギ、アニー、アイビーが育ったアシスタンス・ドッグス・オブ・ハワイ出身。現在、本格的に神奈川県立こども医療センター内での練習を進めています。

森田 優子(もりた ゆうこ) ファシリティドッグ・ハンドラー
2010年、日本初のファシリティドッグ・チームとして、ベイリーとともに静岡県立こども病院で活動を開始。その後、神奈川県立こども医療センターに転任。2017年にベイリーの後任犬であるアニーを迎える。日本におけるファシリティドッグハンドラーの第一人者として、病気とたたかう子どもたちに寄り添うほか、2019年より開始したファシリティドグ育成でも重要な役割を担う。https://readyfor.jp/projects/facilitydog5/announcements/239677

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特別ゲスト BAKUMIHO & YUKA
BAKUMIHO:2023年に結成された大和田獏と大和田美帆の親子ユニット。
芸能生活50年の獏と20年の美帆が、これまでの俳優人生での経験を活かし、歌や手遊びや絵本や紙芝居の読み聞かせをして、みんなに笑顔になってもらえたら嬉しいな。という想いで活動している。幼稚園や老人ホームだけでなく、こどもホスピスや病院の小児科などにも訪問。

YUKA:シンガー、ピアニスト、コンポーザー、アレンジャーとして数々のLIVEやコンサートで活動中。アーティストへ数々の楽曲提供、多数のミュージカル俳優の歌唱指導も行う。現在、武蔵野音楽大学附属音楽教室講師。病院、施設、特別支援学校などへの訪問演奏を20年以上続けている音楽家ユニットのMusicBox代表。

尾見 京子(呼吸法) 
2007年、陣痛がただの収縮に感じられるという驚くべき穏やかな出産体験をしたことがきっかけで、「幸せなお産が大人と子供の人生を変える」という信念を深めた。その経験からヒプノバーシング講師としての道を歩み始め、これまでに1,500名に迫るママたちをサポート。15年に及ぶ海外での生活経験を活かし、セミナーや個別カウンセリングを英語、ポルトガル語、スペイン語でも提供しており、国内外問わず多くの受講者がいる。

津田 賢吾(音響) 
音大在学中より商業音楽の制作に携わり、これまでに番組BGM/映画/歌楽曲/コンサートなどの音楽制作全般の他、プロジェクトの企画立案や番組、イベントの音楽監修、音響監督など多方面で音楽制作活動を続けている。東京2020オリンピック開会式、プラネタリウム番組、博物館展示作品などでマルチチャンネル音響音楽作品の制作にも力を入れている。作曲を冨田勲、坂田晃一、小高直樹の各氏に師事。現在、名古屋音楽大学、大同大学、同朋高校音楽科で各⾮常勤講師。

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ファシリティドッグとは
病院に常勤して医療チームの一員として働けるように、専門的なトレーニングを受けた犬です。ハンドラー(ペアを組む臨床経験のある看護師)と共に活動し、患者との触れ合いにとどまらず、小児がんや重い病気の治療にも関わっています。
日本では神奈川県立こども医療センターの他、静岡県立こども病院、東京都立小児総合医療センター、国立成育医療研究センターの4病院で展開しています。大きな特徴は、毎日同じ病院に勤務し、個々のニーズに合わせた活動を行うことです。痛い検査や手術室への付き添い、リハビリ支援なども行います。いろいろな病院や施設を巡回訪問することはありません。ときどき訪れて短い時間だけふれ合うのではなく、同じ犬がいつもそこにいて多くの時間を繰り返し過ごせることが、入院治療している子どもたちの心の励みになります。
神奈川県立こども医療センターでは、2012年より初代ファシリティドッグのベイリー、2018年よりアニーが勤務しています。入院中のお子さんにとって、ファシリティドッグは特別な友達。苦いお薬を飲む時、怖い注射の時間など、辛い局面を乗り越えるときにそばにいてくれる「しっぽのはえた仲間」です。しかしながら、ファシリティドッグは病棟勤務のため、治療が終わり退院したお子さんが会う機会は通常ありません。退院してお家で過ごすのは嬉しいけれど、いつかまた会いたいと思い続けていた皆さんを、今回、ご招待いたしました。

認定特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ
小児がんや重い病気の子どもたちとそのご家族を心のケアのプログラムで支援。ファシリティドッグ・プログラム(動物介在療法)、ビーズ・オブ・カレッジ プログラム(アート介在療法)、シャイン・オン!コミュニティ(小児がん経験者の社会貢献活動サポートやキャリア支援)、シャイン・オン!コネクションズ(オンラインで心のケアや学習支援アクティビティを提供)などを運営。2006年設立、2024年10月現在全国30病院にて活動中。
http://sokids.org/ja/

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