建設業界は他の業界と比べて規模が大きく、全就業者数に占める割合も高い
建設業界は、日本の産業の中で規模の大きな産業の一つである。内閣府が公表する「2022年度国民経済計算」によると、建設業の名目GDPは29.2兆円であり産業全体の5.2%を占める。就業者数では、フード産業、医療・介護に次いで多い474万人で、全体の7.0%を占める。労働集約的なビジネスであり、人的労働力への依存度が高く、DXによる業務効率化を目指す企業は増えてきたが他業界と比べIT活用は限定的である。
建設業界に関わる産業は、建設・土木・設備工事から、プラント、建材・設備メーカーや卸、リフォーム、測量まで多岐にわたる。