総合小売業は各産業と関連を持つ、幅広い消費者接点を有し、多くの業界に影響を持つ
総合小売業は、取り扱い商品が多く、多様な産業と関連を持つ産業である。一方で、一定規模以上の経営資源が必要であるため、参入企業は限定され、産業としてみると裾野はそれほど大きくない。2024年の名目GDPは、専門小売業も合わせた小売業全体で33.8兆円で、全産業に占める割合は5.4%である。総合小売業の2024年末の就業者数は37万人で、全産業に占める割合は0.5%である。但し、総合小売はその品揃えの幅と深さから、百貨店やGMSなど大規模化しやすく、バイイングパワーを持ちやすい。消費者接点を広く有することからも、多くの業界に対して影響を及ぼす産業である。