当業界の全産業内での位置づけ

製造業を中心に各種産業の発展を下支えする重要な産業であるが、経済規模・労働力規模は小さく全体の2%台である

 機械業界は、製造業の各業種の中でも中心的な位置づけであり、各業界の自動化・生産性向上に貢献する基幹産業である。名目GDPは17.5兆円で全産業に占める割合は3.2%と小さいながらも、広範な業界の発展を下支えしてきた。製造方式として労働集約的な組立・多品種少量生産が多い一方で、資本集約的な面もある業界であり、就業者数は144万人で全体に占める割合は2.1%となっている。