当業界の全産業内での位置づけ

製造業の中でも名目GDPが大きな産業

 金属産業の名目GDPは15.2兆円であり、全産業に占める割合は2.8%である。金属産業は、製造業の中で他の産業と比較して大きな産業である。就業者数は136万人で、全体に占める割合は2.0%となり、装置型製造業の特徴を反映している。川下の産業である機械、エレクトロニクス、自動車・輸送用機器産業といった組立型製造業よりも少ない就業者数である。金属産業では、他産業で用いられる鉄鋼や非鉄金属を製造しており、今後も安定的な需要が見込まれる。

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