2021/09/01

光記録メディア「CD-R」が重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録

太陽誘電 株式会社 


2021 年 9 月 1 日

太陽誘電:光記録メディア「CD-R」が
重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録


太陽誘電株式会社(代表取締役社長:登坂 正一、本社:東京都中央区)が開発した世界初の書き込み可能な追記型光記録メディア「CD-R」が、国立科学博物館の「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に登録されました。太陽誘電の商品が登録されるのは 2014 年度の巻線チップインダクタ「LE シリーズ M タイプ」に続き、2 件目です。

CD-R は、書き込みができる追記型の光記録メディアとして 1988 年に太陽誘電が世界で初めて開発しました。この CD-R は、従来の CD との互換性があり、市販のプレイヤーや CD-ROM ドライブで再生が可能な記録メディアとして、PC の普及に伴い世界中で急速に広まりました。この技術は後にDVD±R にも引き継がれ、これらの商品群を世界で最も普及した光記録メディアに発展させた原点であることが評価され、「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に登録されました。

光記録メディアの開発で培った各種技術は、水害監視ソリューションやにおいセンサなど太陽誘電が取り組む新事業分野の要素技術としても活用されています。

太陽誘電は、今後も人びとの安全・安心で快適・便利な暮らしに欠かせないエレクトロニクス技術の進化を支え、社会に貢献してまいります。

「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」とは
国立科学博物館が「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」および「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図るとともに、科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的として実施している制度。

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