2021/11/29

電動ブレーキアクチュエータ用循環溝一体ボールねじ 2021年“超”モノづくり部品大賞贈賞式にて「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞

日本精工 株式会社 

2021年11月29日

日本精工株式会社 CSR本部 広報部

電動ブレーキアクチュエータ用循環溝一体ボールねじ 2021年“超”モノづくり部品大賞贈賞式にて「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞

日本精工株式会社(以下、NSK)が開発した「電動ブレーキアクチュエータ用循環溝一体ボールねじ」は、11月26日に開催された “超"モノづくり部品大賞」贈賞式において、「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞しました。

今回、受賞した本品は、モータの回転運動をボールねじ機構により直動運動に変換し、その推力でブレーキ液圧を制御するNSK独自のブレーキ方式であり、ボールねじ循環溝の一体化により小型化、高効率化を達成し、EV化への貢献が期待される部分が評価されました。

授賞式の様子

電動ブレーキアクチュエータ用
循環溝一体ボールねじ

執行役 自動車事業本部 自動車技術総合開発センター ステアリング&アクチュエータ技術センター所長宮田 慎司の喜びの声

この度の受賞、誠に光栄に存じます。本製品の開発には、産業機械向けのボールねじを自動車向けに応用するため様々な部署が携わりましたので、関係者全員が受賞を喜んでいます。当社は、軸受やステアリングなどの既存製品だけではなく、電動化により新たに必要とされる製品を開発しています。

NSKは、今回受賞した製品によって安全や安心に貢献することで、新たなビジネスとして育てていきます。今回の受賞を励みに今後も社会に貢献する製品を開発していきます。

受賞概要

  • 受賞内容:2021年 “超”モノづくり部品大賞」 日本力(にっぽんぶらんど)賞
  • 受賞対象:電動ブレーキアクチュエータ用循環溝一体ボールねじ

“超”モノづくり部品大賞について

  • 主催:モノづくり推進会議・日刊工業新聞社
  • 後援:経済産業省、日本商工会議所

日本のモノづくりの強さを再認識し、わが国の産業・社会の発展に貢献することを目的として「縁の下の力持ち」的存在である部品・部材(「機械」「自動車」「電気・電子機器」「環境関連」「健康・医療機器」「生活関連」の6分野)に焦点を当て、日本のモノづくりに寄与する部品、部材を表彰する賞として2004年に創設されました。

NSKについて

NSKは、1916年に日本で最初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年にわたり軸受や自動車部品、精機製品などのさまざまな革新的な製品・技術を生み出し、世界の産業の発展を支えてきました。1960年代初頭から海外に進出し、現在では30ヶ国に拠点を設け、軸受の分野で世界第3位、また電動パワーステアリング、ボールねじなどにおいても世界をリードしています。

企業理念として、MOTION & CONTROL™を通じて円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって、国を越えた人と人の結びつきを強めることを掲げています。2026年に向けてNSKビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、世の中の期待に応える価値を協創し、社会への貢献と企業の発展の両立を目指していきます。

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