2021/09/28

「タングレス・インサート自動挿入機」を2021年9月30日より国内向けに発売

株式会社 ジャノメ 


2 0 2 1 年 9 月 2 8 日
蛇の目ミシン工業株式会社

「タングレス・インサート自動挿入機」を
2021 年 9 月 30 日より国内向けに発売


蛇の目ミシン工業株式会社(所在地:東京都八王子市、代表取締役社長:齋藤 真)は、卓上ロボット「JR3000」シリーズの新たなアプリケーションとして、「タングレス・インサート自動挿入機」を、2021 年 9 月 30 日より国内向けに発売いたします。

タングレス・インサート(以下、「コイル」)※は、アルミ等の軽金属や、鋳物、樹脂など強度が弱い母材に挿入し使用することで、ねじ締結力を得ることができる部品であり、F1マシン、航空機、産業用ロボットや精密機器など、高い安全性や精度が求められる製品において世界中で採用されております。

※「TANGLESS」は、株式会社アドバネクスの登録商標(登録第 4477416 号)です。

当社の卓上ロボットに搭載の電動ドライバー先端に取り付けた挿入工具に、同コイルを自動で装着する方法を独自に開発し(特許申請中)、コイルのピックアップ、母材への挿入、工具をコイルから外すまでの一連の作業の自動化を実現いたしました。さらに、挿入後の接触センサーによるコイル挿入の高さ、浮き、欠品を自動で検査する欠品自動検査機能をオプションでご用意しております。

これにより、従来の熟練者による手作業を、手軽に自動化し、手作業によるコイルの破損、浮き及び欠品、工具や母材の破損を抑制し、長期間に亘り安定した品質でのコイル挿入工程の実現が可能です。

当社としてはこれからも、技術面・サービス面でのお客様サポートと生産現場での作業用途に合わせた製品・ソフトウェアの開発を進め、ラインナップの充実を図ってまいります。

【「タングレス・インサート自動挿入機」の機能・特長】
・手作業工程の自動化により生産性が向上
従来の自動ドライバーを用いた手作業による作業工程を自動化
・品質の向上
機械制御により、タッピング穴に対して正確に垂直挿入。品質向上と安定した生産を実現
・欠品自動検査機能<オプション>
接触センサーで、挿入後のコイル高さを測定し、コイルの浮きや入れ忘れを検知
・推奨コイルサイズは M2~M8 に対応
・コイル供給方式を 2 種類用意
シェークトレイ方式(多品種の少量挿入向け)
ボールフィーダー方式(単一品種の多数挿入向け)
・シェークトレイ方式は、コイルを格納するトレイの数や、動作範囲等により
標準タイプとトレイ軸追加タイプから選択可能

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.janome.co.jp/ir/pdf/news310.pdf

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