2022/02/14

サッカースタジアムで発生するプラスチックごみと生ごみの資源循環を推進する実証実験を開始します!

大阪府  

サッカースタジアムで発生するプラスチックごみと生ごみの資源循環を推進する実証実験を開始します!

代表連絡先 環境農林水産部 エネルギー政策課 環境戦略グループ
ダイヤルイン番号:06-6210-9549
メールアドレス:eneseisaku-02@gbox.pref.osaka.lg.jp

提供日

2022年2月14日

提供時間

14時0分

内容

大阪府、業界団体、企業、府内市町村など幅広い関係者が海洋プラスチックごみ問題の解決をめざす「おおさかプラスチック対策推進プラットフォーム」では、プラスチックの資源循環やプラスチックごみの流出対策などの取組みを進めています。

このたび、本プラットフォームの活動の一環として、プラットフォームメンバーである三菱ケミカル株式会社が株式会社ガンバ大阪等と連携し、スタジアムのドリンク用コップを、生分解性樹脂「バイオPBS」を用いた紙コップに変更し、使用済みの紙コップを堆肥化する循環型システム実現に向けた実証実験に取り組むこととなりましたので、お知らせします。


【プロジェクト概要】

○実証内容

ドリンク提供に使用した紙コップを、スタジアムに設置された食品発酵分解装置で食品残渣などと一緒に一次発酵を行います。一次発酵物は、堆肥場において更に発酵・堆肥化を行い、野菜の栽培に利用できる堆肥とします。


紙コップを起点とする循環システム スタジアムで使用される『Gスマイルカップ』



○事業主体

株式会社ガンバ大阪

○本実証実験の協力企業・団体

三菱ケミカル株式会社、旭洋株式会社、日本マタイ株式会社、東洋アルミエコープロダクツ株式会社、株式会社日本HP、株式会社マルタカ、株式会社シンギ

○関連自治体

大阪府、吹田市

○実施期間

2022年2月19日(土曜日)の開幕戦から1年間

○実施場所

パナソニックスタジアム吹田、堆肥場

【参考:バイオPBSについて】

バイオPBSは、植物由来の生分解性樹脂で、自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解されるため、自然環境への負荷が少ない樹脂素材です。また、他の生分解性樹脂に比べ、耐熱性、柔軟性などで優れた性能を有しています。

通常、紙コップの内側には耐水性のためのポリエチレン(非生分解性樹脂)でラミネート加工が施されていますが、そこにバイオPBSを用いることで、紙コップ全体がコンポスト設備や土壌で分解可能となります。


国連では、2030年までの国際目標として「持続可能な開発目標(SDGs)」が2015年9月に策定されました。本事業は、SDGsに掲げる17のゴールのうち、以下のゴールの達成に寄与するものです。


大阪府は、「SDGs未来都市」として、SDGsの推進を図ってまいります。

関連ホームページ

おおさかプラスチック対策推進プラットフォーム

添付資料

三菱ケミカル株式会社プレスリリース (Pdfファイル、345KB)

資料提供ID

43752

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