2022/03/16

ガラス溶解炉の省エネルギー化技術の開発で NEDO『省エネルギー技術開発賞・優良事業者賞 』を受賞

日本山村硝子 株式会社 


2022 年 3 月 16 日
日本山村硝子株式会社

ガラス溶解炉の省エネルギー化技術の開発で
NEDO『省エネルギー技術開発賞・優良事業者賞』を受賞


日本山村硝子株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長執行役員:山村 幸治)は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)主催「2021 年度 NEDO 省エネルギー技術開発賞」の優良事業者に与えられる「省エネルギー技術開発賞・優良事業者賞」を受賞いたしました。

当社の開発テーマである「プラズマ複合排ガス処理によるガラス溶解炉の省エネルギー化技術の開発」において、大学や企業と連携した研究開発遂行能力が高く評価されました。

NEDO は経済成長と両立する持続可能な省エネルギーの実現のため、民間企業などから省エネルギーに寄与する技術開発テーマを公募して開発費の一部を助成する「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」を実施しています。プログラムに応募のあった研究開発のうち、2020 年度までに事業終了を迎えたテーマの中から優れた成果をあげた 13 テーマ 14 事業者を表彰しました。

日本山村硝子の開発テーマ「プラズマ複合排ガス処理によるガラス溶解炉の省エネルギー化技術の開発」は、優良事業者に選出され、「省エネルギー技術開発賞・優良事業者賞」を受賞しました。開発した技術は、ガラス溶解炉の燃焼反応で生成される窒素化合物を取り除き、溶解炉の燃費を向上させるものです。

NEDO の和田理事(左)と優良事業者賞を受賞した当社 植田執行役員(右)、環境室 山本副参事(中央) 日本山村硝子では、これまでに得られた多くの研究成果・事業成果をもとに、本技術により開発した設備をガラス製造プロセスのモデルプラントとし、事業化を開始しています。2030 年以降の脱炭素社会においては、CO2を発生させない脱化石燃料等を用いた燃焼の技術が普及するため、当該システムは大気クリーン化のために必須のシステムになると考えます。また、今後社会実装される新たな方式にも応用可能な技術開発を予定しています。

◎ 参 考 リン ク

・ NEDO 発 表 資料 お よび 受 賞 一覧

■ NEDO 報 道 資料「『 NEDO 省 エ ネ ルギ ー 技術開 発 賞 』と して 13 テ ーマ を 表 彰」( 2022 年 1 月28 日 )https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101509.html)

◎本件に関するお問い合わせ先
日本山村硝子株式会社 環境室 室長 辻 良太
TEL 06-4300-6061

以上

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