「テルフュージョン輸液ポンプ18型」を発売 - 操作感はそのままに医療現場での使いやすさを追求
テルモ 株式会社テルモ、「テルフュージョン輸液ポンプ18型」を発売 操作感はそのままに医療現場での使いやすさを追求
2022年3月24日
テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤 慎次郎)は、3月24日から、輸液ポンプの新モデル「テルフュージョン輸液ポンプ18型」(18型)を全国の医療機関向けに販売します。18型は、従来から変わらぬ操作で使いやすさを維持し、視認性・持ち運びやすさを向上し、近距離無線通信機能*を付加した製品です。あらゆる医療現場で使用しやすい機能を追求したエントリーモデルとして、4月以降は海外市場への展開も予定しています。将来的には、グローバルで約1万台の販売を目指します。
輸液ポンプとは、装着した輸液セットのチューブを複数のフィンガーで押圧することで、設定した速度で持続的に薬剤を患者さんの静脈内などに投与する医療機器です。
このたび発売した18型は、輸液ポンプTE-13の後継品種です。従来品と同じ操作方法を維持し、カラー液晶を搭載することで視認性を向上、動作インジケータでポンプの状態が容易に確認できます。加えて、従来品と比較し約40%軽量化することで持ち運びしやすくし、簡単に動作履歴を転送できる近距離無線通信機能を付加することで、医療従事者の業務効率の向上をサポートします。
また、角に丸みをつけた拭き取りやすい形状とし、消毒用エタノールで清掃可能にすることで感染対策に配慮しました。
テルモは、1977年に国内で輸液ポンプの販売を開始して以来、より安全で効率的な操作が行えるよう、継続的に改善・改良を重ねてきました。このたび発売した新製品でも、医療現場での使いやすさを追求しています。今後も、安全と安心の医療につながる製品を提供し、医療現場に貢献してまいります。
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輸液ポンプ18型(国内向け)
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輸液ポンプ18型(海外向け)
- * 非接触の近距離無線の国際規格NFC(Near Field Communication)
製品概要
販売名 | テルフュージョン輸液ポンプ18型 |
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一般的名称 | 汎用輸液ポンプ |
医療機器承認番号 | 30200BZX00414000 |
使用目的 | 本品は、輸液剤等の医薬品を設定した時間当たりの流量で持続的に注入する装置である。 |
コード番号 |
TE-181(国内向け) TE*185Nxx(海外向け、xは英数字が入る) |
希望小売価格(税別) | TE-181:400,000円 |
テルモ概要
テルモは、「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、100年の歴史を持つ、日本発の医療機器メーカーです。世界160以上の国と地域で事業を展開し、25,000人以上のアソシエイト(社員)が革新的なソリューションを届けるために日々働いています。
国産体温計の製造に始まり、設立以来、医療の基盤を支え続けてきました。現在は、カテーテル治療、心臓外科手術、薬剤投与、糖尿病管理、腹膜透析、輸血や細胞治療などに関する幅広い製品・サービスを提供しています。
テルモは、患者さんや医療従事者をはじめ、広く社会にとって価値ある企業を目指します。
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