ミニ/マイクロLEDディスプレイ向け感光性材料の新ラインナップについて
住友ベークライト 株式会社ミニ/マイクロLEDディスプレイ向け感光性材料の新ラインナップについて
2022年4月14日
住友ベークライト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:藤原一彦)は、ミニ/マイクロLEDディスプレイ向け感光性材料スミレジンエクセル®CRXシリーズに新ラインナップを開発し、サンプルワークを開始いたしましたのでお知らせいたします。
開発の背景
住友ベークライトは、半導体向け感光性絶縁材料(スミレジンエクセル®CRCシリーズ)に加え、ディスプレイ向けにCRXシリーズを開発、実用検証を進め、この度、新しいラインナップとしてCRX-4000シリーズを追加いたしました。
ミニ/マイクロLEDディスプレイでは、微小なLEDチップを高密度に実装するため、微細加工性、絶縁信頼性を有する感光性材料の使用が見込まれますが、ミニ/マイクロLEDディスプレイの特長となる高い輝度を維持する為に、透明性、耐光性も重要視されます。そこで新たに樹脂構造から設計し、感光性絶縁材料配合技術と組合せて高透明・高耐光の感光性絶縁材料CRX-4000シリーズを開発しました。
CRX-4000シリーズの特長
LED光下で500時間曝露しても黄変なく、高い透明性を維持することが確認出来ており、LEDチップ周辺の微細加工ニーズに対応できます。
厚みは3~25μmと薄膜用途から厚膜用途まで対応、アルカリ水溶液現像タイプで環境にも配慮しております。お客様の幅広いニーズにお応えしていきます。
パターン断面図
LED光曝露試験500時間後の外観
用途例
ミニ/マイクロLEDディスプレイ向け感光性材料の新ラインナップについて(PDF: 473KB)
関連情報
マイクロLED向け感光性絶縁材料
住友ベークライトのSOLUTION
情報通信材料営業本部
本件に関するお問い合わせ
住友ベークライト株式会社 スマートコミュニティ市場開発本部
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