2022/03/30

事業用車両のオペレーティングリースを運営するSPCに対するノンリコースローン実行について

株式会社 東京スター銀行 

2022 年3 月30 日

事業用車両のオペレーティングリースを運営するSPCに対するノンリコースローン実行について

株式会社東京スター銀行(東京都港区、代表執行役頭取多田正己)はこのたび、当行取引先の東証二部上場企業、株式会社カーチスホールディングス(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長長倉統己)の子会社である株式会社カーチス(東京都千代田区、代表取締役社長山田貴宏、以下「カーチス」)をオリジネーターとする事業用車両(以下、「トラック」)のオペレーティングリースを運営するSPC(特別目的会社、「Special Purpose Company」の略)、合同会社カーチスファンドナインス(東京都千代田区、代表社員一般社団法人フレート・インベストメント)に対し、ノンリコースローンを実行しましたので、お知らせいたします。

トラックのオペレーティングリースを運営するSPC に対するノンリコースローン実行は当行初となります。

本オペレーティングリースは、買取・販売などの自動車流通業や中古車販売を中心とした大規模小売店舗の運営などを手掛けているカーチスが、運送事業者等が保有するトラックを買い取り、本SPC に対象トラックを売却し、本SPC は資産運用として、対象トラックをカーチスがマスターレッシー(転貸者)となり、エンドユーザー(転借者)である運送事業者等へ転貸を行うものです。

当行が本SPC に対しノンリコースローンを実行したことにより、流通・運送業者さまの日々の業務運営のご支援につながることになります。

当行はこれまでさまざまな業界における専門知識やノウハウ、また、多くの事例・経験にて培ったネットワークを活用し、長年にわたり実績を積み上げてまいりました。さらに、本取り組みを通して近年増加傾向にあるトラックのオペレーティングリースに対する融資の経験・ノウハウを蓄積し、今後も日本の流通・運送業界発展への貢献、およびその業界を支える中小零細の運送会社さまへの支援を行ってまいりたいと考えております。

当行は今後も、お客さまの資金調達力の強化および資金調達手段の多様化実現のため、お客さまのビジネスや事業ステージに応じたハイレベルな金融ソリューションをご提供してまいります。

※運営者は法人投資家(匿名組合)から出資を募り、さらに金融機関から融資を受け、借り手に貸与する資産を購入する。運営者は借り手から月々のリース料を受け取り、その利益を法人投資家(匿名組合)に分配するという仕組み。

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社東京スター銀行法人企画部高橋
〒107-8480 東京都港区赤坂2-3-5
TEL:03-3224-7386 FAX:03-3224-3879

【合同会社カーチスファンドナインスの概要】
設立: 2021 年10 月
代表者: 代表社員一般社団法人フレート・インベストメント
本社: 東京都千代田区紀尾井町4番1号新紀尾井町ビル2F
資本金: 100,000 円
事業内容: 各種自動車に係る資産の取得、保有及び処分並びに管理各種自動車のリース及び賃貸借

【株式会社東京スター銀行の概要】
創業: 2001 年6 月
代表者: 代表執行役頭取多田正己
本社: 東京都港区赤坂二丁目3 番5 号
資本金: 260 億円
ホームページ: http://www.tokyostarbank.co.jp

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