インドおよびスリランカにおける新工場完成のお知らせ
株式会社 ダイキアクシス2022 年 11 月 14 日
株式会社ダイキアクシス
インドおよびスリランカにおける新工場完成のお知らせ
当社(本社:愛媛県松山市、代表取締役社長:大亀 裕)のインド子会社 (DAIKI AXISENVIRONMENT PVT.LTD.)およびスリランカ子会社(DAIKI AXIS ENVIRONMENT (PVT)LTD.)におきまして、以前より進めていました当社グループ独自運営による浄化槽の製造工場・組立工場の建設が完了しましたので下記のとおりお知らせいたします。
記
1.インド
①インドにおける工場建設の意義
当社グループでは、「発展途上国の下水インフラを浄化槽によって整備する」ことを海外展開の基本方針とし、東南アジアおよび南アジアを中心とした「水関連インフラ事業の海外展開」によって ESG 経営を推進してまいりました。その中でもインドにおきましては急速な人口増加と都市化の過程で下水処理が間に合わないことから、未処理の汚水がそのまま水源に放流されており、水質汚染が大きな健康被害を引き起こしている状況です。
また、2022 年 3 月に日印首脳会談にてインドの水環境問題に特化した省庁である Jal Shakti の大臣と日本政府の環境大臣との間で分散型生活排水処理における日本の浄化槽技術を供与する旨の覚書への署名がなされるなど、日本・インド間の協力体制が強化されている状況であります。
そのような中、インドにおける当社の販売代理店の数は 25 社と着実に増加しており、従来の協力工場およびインドネシア工場からの輸入では供給が追いつかない状況となっております。また、コロナ禍の影響によって現在でも輸送に掛かるコストはコロナ前と比較して大きく高騰している状況が続いています。機会損失の発生の抑制および輸送コストの削減を目的としてインド国内に工場を建設することといたしました。
②新工場の概要
所在地: No.42 Village Devli - Baghola Road, Palwal, Haryana
※インド北部の州であり、デリー南部に位置
生産可能台数: 30 台/月(将来 60 台/月を見込)
生産品目: 円筒形浄化槽およびカプセル型浄化槽
③今後について
当社グループでは、2020年11月にインド中央政府からの浄化槽推奨認可を受けるなど、政府や研究機関等との関係構築も順調に進んでおります。また、新工場の落成式においても工場が所在するハリヤナ州の州知事にご出席いただき、急成長に伴う水環境の悪化に関する課題や、今後は汚染された水をどのように再利用するかを検討することで国や州が抱える課題を解決していかなければいけないと言及され、当社の事業活動へ大きな期待を寄せられました。
現在の当社グループの主な営業エリアは北部が中心であります。2025年に海外売上高を 40 億円まで伸ばすためにはインドにおける今後の戦略が重要になると考えており、同様の工場をインド中部・南部にも建設することで市場を更に拡大できると見込んでおります。
まずは人的資産をインドに集中させ、同時に早急にロールモデルを作り上げることで、インド国内はもとよりバングラデシュなどの他国でも展開できる体制を構築してまいります。
2.スリランカ
スリランカでは戸建て用の小型浄化槽につきましても需要が高く、日本から浄化槽の完成品の輸出を行っていました。しかしながら、今後も十分な需要が見込まれることと輸送コストの低減を目的として、スリランカ現地での組立を行うための工場を建設いたしました。
各種資材につきましては日本から輸出いたしますが、完成品を輸送するよりも運送効率が大幅に向上することから輸送コストの低減に繋がります。
当該工場につきましては 2022 年 10 月に完成し、既に製品の出荷を開始しております。
3.写真
①インド(新工場の全体図、工場内部、落成式の様子)
②スリランカ(工場内部、落成式の様子)
以 上
株式会社ダイキアクシス
インドおよびスリランカにおける新工場完成のお知らせ
当社(本社:愛媛県松山市、代表取締役社長:大亀 裕)のインド子会社 (DAIKI AXISENVIRONMENT PVT.LTD.)およびスリランカ子会社(DAIKI AXIS ENVIRONMENT (PVT)LTD.)におきまして、以前より進めていました当社グループ独自運営による浄化槽の製造工場・組立工場の建設が完了しましたので下記のとおりお知らせいたします。
記
1.インド
①インドにおける工場建設の意義
当社グループでは、「発展途上国の下水インフラを浄化槽によって整備する」ことを海外展開の基本方針とし、東南アジアおよび南アジアを中心とした「水関連インフラ事業の海外展開」によって ESG 経営を推進してまいりました。その中でもインドにおきましては急速な人口増加と都市化の過程で下水処理が間に合わないことから、未処理の汚水がそのまま水源に放流されており、水質汚染が大きな健康被害を引き起こしている状況です。
また、2022 年 3 月に日印首脳会談にてインドの水環境問題に特化した省庁である Jal Shakti の大臣と日本政府の環境大臣との間で分散型生活排水処理における日本の浄化槽技術を供与する旨の覚書への署名がなされるなど、日本・インド間の協力体制が強化されている状況であります。
そのような中、インドにおける当社の販売代理店の数は 25 社と着実に増加しており、従来の協力工場およびインドネシア工場からの輸入では供給が追いつかない状況となっております。また、コロナ禍の影響によって現在でも輸送に掛かるコストはコロナ前と比較して大きく高騰している状況が続いています。機会損失の発生の抑制および輸送コストの削減を目的としてインド国内に工場を建設することといたしました。
②新工場の概要
所在地: No.42 Village Devli - Baghola Road, Palwal, Haryana
※インド北部の州であり、デリー南部に位置
生産可能台数: 30 台/月(将来 60 台/月を見込)
生産品目: 円筒形浄化槽およびカプセル型浄化槽
③今後について
当社グループでは、2020年11月にインド中央政府からの浄化槽推奨認可を受けるなど、政府や研究機関等との関係構築も順調に進んでおります。また、新工場の落成式においても工場が所在するハリヤナ州の州知事にご出席いただき、急成長に伴う水環境の悪化に関する課題や、今後は汚染された水をどのように再利用するかを検討することで国や州が抱える課題を解決していかなければいけないと言及され、当社の事業活動へ大きな期待を寄せられました。
現在の当社グループの主な営業エリアは北部が中心であります。2025年に海外売上高を 40 億円まで伸ばすためにはインドにおける今後の戦略が重要になると考えており、同様の工場をインド中部・南部にも建設することで市場を更に拡大できると見込んでおります。
まずは人的資産をインドに集中させ、同時に早急にロールモデルを作り上げることで、インド国内はもとよりバングラデシュなどの他国でも展開できる体制を構築してまいります。
2.スリランカ
スリランカでは戸建て用の小型浄化槽につきましても需要が高く、日本から浄化槽の完成品の輸出を行っていました。しかしながら、今後も十分な需要が見込まれることと輸送コストの低減を目的として、スリランカ現地での組立を行うための工場を建設いたしました。
各種資材につきましては日本から輸出いたしますが、完成品を輸送するよりも運送効率が大幅に向上することから輸送コストの低減に繋がります。
当該工場につきましては 2022 年 10 月に完成し、既に製品の出荷を開始しております。
3.写真
①インド(新工場の全体図、工場内部、落成式の様子)
②スリランカ(工場内部、落成式の様子)
以 上