2023/01/24

生物多様性に配慮した森づくりに関する共同実証を開始

法務2 株式会社 

2023年1月24日

ENEOSホールディングス株式会社
株式会社GREEN FORESTERS

生物多様性に配慮した森づくりに関する共同実証を開始
~森林を自ら取得・維持管理し、カーボンオフセットと生物多様性保全推進を目指す~

ENEOSホールディングス株式会社(代表取締役:齊藤 猛、以下「ENEOS」)と株式会社GREEN FORESTERS(代表取締役:中井照大郎、以下「GREEN FORESTERS」)は、生物多様性に配慮した森づくりに関する共同研究契約(以下「本契約」)を締結しましたので、お知らせいたします。

日本では、長期的な木材価格の下落と低迷、植林・育林を行う人材不足等により放置林※1や造林未済地※2が発生しており、温室効果ガス吸収源や生物多様性保全等、森林が持つ多面的機能への期待が高まっている中、森林の十分な管理・活用が行われていないことが課題となっています。

ENEOSグループは、長期ビジョンにおいて「低炭素・循環型社会への貢献」を掲げ、革新的事業を通じたこれまでにない価値を創造するサービスの構築を目指しています。その一環として、森林に関するプロジェクトにも参画し、主に森林経営活動によるカーボンクレジット創出を推進 してきました※3。

GREEN FORESTERSは、「青葉組※4」を展開し、自ら植林・育林を行い、造林未済地を買い取り、生物多様性に配慮した森林に再生していく取り組みを行っています。

両社は、本契約を締結し、森林取得、再造林、温室効果ガス吸収量の拡大等を行っていく体制 構築を目的に、森づくりに関する共同実証を実施いたします。今後、北関東・甲信越地域を中心に 造林未済地などを買い取り、多様な樹種を用いた森づくりの実証を行う中で、放置されている造林 未済地の再生スキームの確立を目指します。また本実証を通じて、低炭素・循環型社会への貢献、日本の森林環境保全を加速してまいります。

※1 過去に植林した人工林等が管理できていない状態の森林
※2 伐採後に再植林が実施できず森林に戻っていない状態
※32022年1月18日公表
「森林を活用した脱炭素社会の実現」に向けた連携協定の締結について
※4 GREEN FORESTERSの不採算林買い取りの取り組み
不採算森林の買取サービス - 青葉組 | 株式会社 GREEN FORESTERS

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.hd.eneos.co.jp/newsrelease/upload_pdf/20230124_01_01_0906370.pdf

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