インド北部でエアバッグの生産能力を強化

インド北部でエアバッグの生産能力を強化

2023年02月10日

豊田合成株式会社（本社：愛知県清須市、社長：小山享）は、インドにおける安全規制の強化を背景とするエアバッグの需要拡大に対応するため、豊田合成ミンダインディア（株）の本社（ニムラナ工場）の生産能力を強化します。

インドでは従来から車両搭載が増えていた前面衝突に対応したエアバッグ（運転席用エアバッグ・助手席用エアバッグ）に加え、今後は側面衝突対応エアバッグ（サイドエアバッグ・カーテンエアバッグ）の装着が進展する見込みです。これに伴う需要の拡大に対応し、ニムラナ工場を拡張、エアバッグの生産設備を導入します。

当社は自動車生産が伸びるインドを重点市場と位置付けており、同国における主要なお客様であるスズキやトヨタが所在する北部、西部、南部を中心に、最適な生産・開発体制の構築を進めてきました。今後も当社の主力製品であるエアバッグを中心に、お客様の調達ニーズに柔軟・迅速に対応することで事業成長を図ると共に、安全装置の普及を通じて安心・安全なモビリティ社会の実現に貢献していきます。

豊田合成ミンダインディア（ニムラナ工場）の概要

設立	2008年4月
所 在 地	インド国 ラジャスタン州 ニムラナ
面積	土地	約78,000m2
	建屋	約21,000m2→拡張後約35,000m2 （2024年9月稼働予定）
生産品目	セーフティシステム製品（各種エアバッグ・ハンドル等） ウェザストリップ製品
従業員数	約1,100名（2022年12月末）
投資金額	約22億円

インドで需要が伸びる側面衝突対応エアバッグ

インドにおける生産拠点

豊田合成ミンダインディア ニムラナ工場