「TECH BEAT Shizuoka」における個人情報漏えい事案の発生

「TECH BEAT Shizuoka」における個人情報漏えい事案の発生

１ 要 旨
令和５年７月19日（水）から同21日（金）まで開催した「TECH BEAT Shizuoka 2023」（主催：TECH BEAT Shizuoka 実行委員会、事務局：静岡県、静岡銀行）に出展したスタートアップに対して、出展後アンケートの回答を促すメールをTECH BEAT Shizuoka 実行委員会の受託業者が送信した際、他の受信者が判別できない方式（Bcc）で送信すべきところを、誤って全ての受信者のメールアドレスが表示される方式（Cc）で送信してしまった。
なお、漏洩した情報はメールアドレスのみであり、そのほかの情報は含まれていない。

２ 概 要
(1) 送信日時
令和５年８月４日（金）午後６時49分
(2) 送信先
TECH BEAT Shizuoka 2023に出展したスタートアップのうち、30社（38名）
(3) 問題の認知
令和５年８月５日（土）、送信先企業から受託業者への指摘により判明した。
(4) 委託先に対する個人情報取扱に関する規定
委託契約において、契約による業務を処理するため個人情報を取り扱う場合は、「個人情報取扱特記事項」を遵守するよう定め、個人情報の適切な管理のために必要な措置を講じなければならないと規定している。

３ 対 応
判明後、受託業者が令和５年８月５日（土）中に、メール送信者全員に対してメールで謝罪するとともに、メールの破棄を依頼した。その上で、令和５年８月９日（水）までに改めてメール送信者全員に謝罪の電話を行った。令和５年８月９日時点で先方不在により連絡が取れていない７社７名については引き続き電話による連絡を行う。

４ 再発防止
委託業者に対して、メール送信時のダブルチェックを徹底するなどの再発防止策を講じるよう指導した。

■ 添付資料