難発現タンパク質の合成・精製における共同開発を開始 - バイオ医療分野のタンパク質市場拡大に対応【大陽日酸】
日本酸素ホールディングス 株式会社2023年8月31日
大陽日酸株式会社
株式会社ワイエムシィ
難発現タンパク質の合成・精製における共同開発を開始
バイオ医療分野のタンパク質市場拡大に対応
日 本 酸 素 ホ ー ル デ ィ ン グ ス グ ル ー プ の 日 本 産 業 ガ ス 事 業 会 社 で あ る 大 陽 日 酸 株 式 会 社(本社: 東京都品川区、代表取締役社長:永田 研二、以下、大陽日酸)と、株式会社ワイエムシィ(本社:京都府京都市、代表取締役社長:栗山 尚浩、以下 YMC)は、バイオ医薬分野で需要が見込まれる難発現タンパク質※の製造を行うため、合成から精製まで一貫した共同開発を開始いたしました。
※ 難 発 現タ ン パ ク 質: 正 し く機 能 す る 形で の 調 製が 難 しい タ ン パ ク質
バイオ医薬分野のタンパク質市場拡大にともない、従来の生細胞を用いた発現・精製では得にくいような難発現タンパク質の需要が高まっています。大陽日酸はイノベーションユニットの取り組みの一環として、無細胞タンパク質合成技術を応用した研究・開発を行っており、試験管内で簡便にタンパク質を合成する無細胞タンパク質合成系による難発現タンパク質合成の研究を行ってきました。YMCは医薬品の分離精製技術を核として、国内のみならずグローバル市場で成長を続けて おり、製薬分野において国内で随一の実績と高い精製技術を有しています。この度、難発現タンパク質の製造検討段階に移行し、合成から精製までの一貫した量産検討を進めるため、大陽日酸とYMCは共同開発を開始しました。
今後、大陽日酸の無細胞タンパク質合成技術と YMCのクロマトグラフィー技術の強みを活かす共同開発により、両社は創薬研究向け試薬市場とバイオ医薬市場のお客様に高品質かつ製造コストを最適化した製品の提供が可能となります。また、両社は無細胞タンパク質合成系による難発現タンパク質製造だけでなく、合成から精製までのそれぞれの強みを最大限に活かし、高機能アフィニティカラム の開発など様々な分野でも連携を強めてまいります。
以上
【両社の会社概要】
大陽日酸株式会社
事業内容:酸素・窒素・アルゴン等各種産業ガス、LP ガス、医療用ガス、特殊ガスの製造・販売及び溶断機器・材料、各種ガス関連機器、空気分離装置の製造・販売、電子部品の組立・加工・検査、設備メンテナンス
創 業:1910 年 10 月 30 日
設 立:2020 年 2 月 4 日
資 本 金:15 億円
株 主:日本酸素ホールディングス株式会社(出資比率 100%)
売上収益:4,204 億円※
※ 日本 酸 素 ホ ール デ ィ ング ス (株) 2023 年 3 月 期 の 日本 セ グ メン ト の 売 上収 益
株式会社ワイエムシィ
事業内容:液体クロマトグラフィー用充填剤及び充填カラムの製造・販売、分取システムの製造・販売、受託精製、受託合成、フロー合成装置の製造・販売
設 立:1980 年 1 月 28 日
資 本 金:6 億 8707 万円
連結売上高:160 億円(2023 年 3 月期)
連結経常利益:32 億円(2023 年 3 月期)
本件に関するお問い合わせ
大陽日酸株式会社
東京都品川区小山 1-3-26
広報部
TEL:03-5788-8015
Mail:Tnsc.Info@tn-sanso.co.jp
株式会社ワイエムシィ
京都府京都市下京区五条通烏丸西入醍醐町 284
事業開発室
TEL:075-342-4503
大陽日酸株式会社
株式会社ワイエムシィ
難発現タンパク質の合成・精製における共同開発を開始
バイオ医療分野のタンパク質市場拡大に対応
日 本 酸 素 ホ ー ル デ ィ ン グ ス グ ル ー プ の 日 本 産 業 ガ ス 事 業 会 社 で あ る 大 陽 日 酸 株 式 会 社(本社: 東京都品川区、代表取締役社長:永田 研二、以下、大陽日酸)と、株式会社ワイエムシィ(本社:京都府京都市、代表取締役社長:栗山 尚浩、以下 YMC)は、バイオ医薬分野で需要が見込まれる難発現タンパク質※の製造を行うため、合成から精製まで一貫した共同開発を開始いたしました。
※ 難 発 現タ ン パ ク 質: 正 し く機 能 す る 形で の 調 製が 難 しい タ ン パ ク質
バイオ医薬分野のタンパク質市場拡大にともない、従来の生細胞を用いた発現・精製では得にくいような難発現タンパク質の需要が高まっています。大陽日酸はイノベーションユニットの取り組みの一環として、無細胞タンパク質合成技術を応用した研究・開発を行っており、試験管内で簡便にタンパク質を合成する無細胞タンパク質合成系による難発現タンパク質合成の研究を行ってきました。YMCは医薬品の分離精製技術を核として、国内のみならずグローバル市場で成長を続けて おり、製薬分野において国内で随一の実績と高い精製技術を有しています。この度、難発現タンパク質の製造検討段階に移行し、合成から精製までの一貫した量産検討を進めるため、大陽日酸とYMCは共同開発を開始しました。
今後、大陽日酸の無細胞タンパク質合成技術と YMCのクロマトグラフィー技術の強みを活かす共同開発により、両社は創薬研究向け試薬市場とバイオ医薬市場のお客様に高品質かつ製造コストを最適化した製品の提供が可能となります。また、両社は無細胞タンパク質合成系による難発現タンパク質製造だけでなく、合成から精製までのそれぞれの強みを最大限に活かし、高機能アフィニティカラム の開発など様々な分野でも連携を強めてまいります。
以上
【両社の会社概要】
大陽日酸株式会社
事業内容:酸素・窒素・アルゴン等各種産業ガス、LP ガス、医療用ガス、特殊ガスの製造・販売及び溶断機器・材料、各種ガス関連機器、空気分離装置の製造・販売、電子部品の組立・加工・検査、設備メンテナンス
創 業:1910 年 10 月 30 日
設 立:2020 年 2 月 4 日
資 本 金:15 億円
株 主:日本酸素ホールディングス株式会社(出資比率 100%)
売上収益:4,204 億円※
※ 日本 酸 素 ホ ール デ ィ ング ス (株) 2023 年 3 月 期 の 日本 セ グ メン ト の 売 上収 益
株式会社ワイエムシィ
事業内容:液体クロマトグラフィー用充填剤及び充填カラムの製造・販売、分取システムの製造・販売、受託精製、受託合成、フロー合成装置の製造・販売
設 立:1980 年 1 月 28 日
資 本 金:6 億 8707 万円
連結売上高:160 億円(2023 年 3 月期)
連結経常利益:32 億円(2023 年 3 月期)
本件に関するお問い合わせ
大陽日酸株式会社
東京都品川区小山 1-3-26
広報部
TEL:03-5788-8015
Mail:Tnsc.Info@tn-sanso.co.jp
株式会社ワイエムシィ
京都府京都市下京区五条通烏丸西入醍醐町 284
事業開発室
TEL:075-342-4503