2023/06/04

ポルシェカレラカップジャパン2023 第6戦(鈴鹿)決勝レポート

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ポルシェカレラカップジャパン2023 第6戦(鈴鹿)決勝レポート

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2023シリーズ第6戦PCCJ 200th Anniversary Raceの決勝を、鈴鹿サーキット(三重県)で 2023年6?4?(日)に開催しました。

天候:晴れ 路面:ドライ 気温:27度 路面:36度(レーススタート時) 世界各国で開催されているポルシェカレラカップの日本シリーズとして、2001年にスタートしたポルシェカレラカップジャパン。今年で開催23年目と国内におけるワンメイクレースでもっとも長い歴史を誇っており、本日開催された第6戦でPCCJ200戦目を迎えた。この記念すべきレースのグリッドは、前日の3日に行われた予選のセカンドベストタイムで決定し、プロクラスの#60 小河諒がポールポジションを獲得し、2番手にはポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 佐藤巧望が続く。プロアマクラスのポールポジションは#10 MOTOKI、アマクラスのポジションは#7 IKEDAが獲得している。

9時35分、フォーメーションラップが開始され、各車とも路面状況を確認しながらタイヤに熱を入れ、再びグリッドに整列してレースはスタート。ポールポジションの#60 小河は、今日もスタートをうまく決めてトップで1コーナーを駆け抜けていく。それを2番手の#91 佐藤が追いかける展開となり、1周目の差は0秒470。少しでも#60 小河との差を詰めていきたい#91 佐藤は、各コーナーで攻めた走りを見せレース中盤までは食い下がるも、その差は徐々に広がり、ゴール時の2台の差は4秒715に。結果、#60 小河が第2戦から5連勝でPCCJ 200th Anniversary Raceのウイナーとなる。「連勝を飾ることができましたが、今日もマシンの能力を最大限に引き出せませんでした。後半戦では、さらに速さを追求していきます」と、#60 小河は自分に気合いを入れる。一方、2番手でゴールした#91 佐藤はゴール後、レース中の複数回の走路外走行で40秒加算のペナルティを科され、総合10位に終わる。「今日は昨日より小河選手に着いて行くことができましたが、まだまだですね。次のレースまでに約2カ月ありますので、練習を積み重ねて仕切り直したいと思います」と、#91 佐藤はシーズン後半戦に照準をあわせる。

プロアマクラスは、前戦に引き続き#10 MOTOKIがスタートをきっちりと決めて、ゴールまでトップを守りきり2連勝を飾る。「今日もスタートがうまく行き、自分のペースで走ることができました。後半戦も、この調子で突き進みたいです」と、#10 MOTOKIは喜びを語る。2位にはスタートでクラス2番手に浮上した#9 武井真司が入り、3位は#98 IKARIとなった。この結果、プロアマクラスは#10 MOTOKI、#9 武井、#98 IKARIの3人が各2勝となるが、ランキングトップは118点の#10 MOTOKIで、#9 武井と#98 IKARIがともに107点でそれを追いかける。

一方、アマクラスはクラスポールポジションの#7 IKEDAが好スタートを見せて、2番手以下を徐々に引き離していく。だが、6周目にその差は一挙に縮まってしまい、シケインで#5 CASA MINGOが#7 IKEDAをオーバーテイク。そのままゴールした#5 CASA MINGOは、「鈴鹿で2連勝を飾ることができ、本当に嬉しいです」と喜ぶ。一方の#7 IKEDAは、9周目に#88 Tiger Wuにも抜かれて3位に終わり、「やはり体力面が問題ですね。レース後半も頑張れるようにトレーニングを頑張ります」と今後の課題を語る。

PCCJ第7-8戦は8月5日(土)、6日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催が予定されている。今回のレースから約2カ月のインターバルがあるため、各ドライバーはその間に練習を積み重ねることでどのように進化してシーズン後半戦に突入するのか注目したい。

2023/6/4

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