2023/11/07

川崎リサイクルセンターにおける新型電動ショベル試験導入のお知らせ

株式会社 タケエイ 

2023年 11 月7日

株式会社タケエイ

川崎リサイクルセンターにおけるコマツ製
新型電動ショベル試験導入に関するお知らせ

当社川崎リサイクルセンター(神奈川県川崎市、以下「川崎 RC」)は、コマツ (東京都港区、登記社名:株式会社 小松製作所)が製作したリチウムイオンバッテリー搭載の 20 トンクラス新型電動ショベル(以下「本建機」)の試験導入を開始いたしました。



1.本建機試験導入の背景

建設機械で国内トップシェアを誇るコマツは、電動化市場がまだ形成されていない建設機械において、2050 年のカーボンニュートラル実現へ向けて早くから取り組まれています。電気自動車に比べ、パワーが必要な建設機械は電動化が難しいとされ、稼働時間や充電性能についても多くの課題がありました。

今回コマツが開発した本建機は、大容量・高出力のリチウムイオンバッテリーを搭載しており、フル充電で約8時間の稼働ができる他、急速充電システムを採用することで、継ぎ足し充電による連続稼働も可能です。静音性にも優れ、排気ガスを一切発生させないクリーンな作業環境を実現します。大容量・高出力のリチウムイオンバッテリーを量産することは困難であるため、現在は台数を限定して生産し、稼働条件や電源環境の異なる各地域でのレンタルを開始しています。

そして今般、廃棄物処理業務の作業環境下における耐性、安全性及び環境性能等の継続的なデータ取得を目的として、そのうち 1 台を川崎 RC に試験導入することをご提案いただきました。当社では、将来的に電動化市場の形成が見込まれることも見越し、脱炭素化に向けた取り組みの一つとして、まずは廃プラスチック等を再資源化するための破砕・選別施設(SP 棟)において試験導入することにいたしました。また、当該建機の充電に使用する電力の一部は、自家発電(太陽光)にて発電した電力を使用しております。

TRE ホールディングスグループでは、中期経営計画のサステナビリティ経営において、自らの使用電力におけるカーボンニュートラルの達成を掲げております。グループ主要事業所における建機の電動化を含め、脱炭素社会へより一層貢献してまいります。

2.本建機の概要

導入日
2023 年 11 月6日
レンタル期間
2023 年 11 月6日~2026 年 10 月 31 日(予定)
機種
PC200LCE-11
機械質量
24,400kg
モーター出力
123kw
バッテリー容量
451kwh
稼働可能時間
約8時間(フル充電時)

破砕・選別施設(SP 棟)に試験導入された PC200LCE-11 コマツプレスリリースご参照ください。

本件お問合せ先
株式会社タケエイ 川崎リサイクルセンター
TEL:044-280-1695(平日 9:00~17:00)

以上

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