ダイヤHD【IR】 10/04リリース 中長期経営計画 【炎のスクラム】 リンク
ダイヤモンドエレクトリックホールディングス 株式会社©
DIAMOND ELECTRIC HOLDINGS Co., Ltd.
中長期経営計画
2023年10月 - 2028年3月
の
スクラム
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11
【炎のスクラム】策定趣旨及び宣言
代表取締役社長 CEO 兼 グループCEO
【DSA2021再点火反転攻勢版】の炎を潰えさせぬまま、我が社は、過去に例無く他に類見ぬ
上場企業二社同時再生+1、其之最終局面に直面しています。
苦闘しています。間も無くのはずの夜明け、其之直前の闇を駆け抜けるに、息が上がり、足もも
つれんばかりです。夜明け前の闇が最も暗い事は自明の理、或いは試合終了直前、逆転の許さ
れぬ自陣スクラムが筆舌に尽くし難く苦しい事も言うを待たず、で有ります。
されど、足掛け八年闘い抜いてきた「類い希なる強靭な意志と意欲」は更に烈しく炎立つ。再
生端緒驚くほど鮮やかに天空に描いたように、此之夜明け前の闇を駆け抜けた時にこそ我が社
と我が社の傍楽仲間達が未来に燦然と耀く、左様確信しています。ゆえに「Whatever it takes」、
歯を食い縛り、刀を振り回し、一歩でも一寸でも前に出る、連戦猛進しています。
此処に、グローバルサプライチェーン崩壊の難局を斬り抜け、真の公器を目指し 「サステイナブル=持続可能」な成長を描く新たなビジョン
【車と家を地球環境に資するものづくりでつなぐ】を
掲げ、新中長期経営計画
【炎のスクラム】を組上げます。
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22経営理念
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33新ビジョン
車
と
家
を
地球環境
に
資
する
ものづくり
で
つなぐ
代表取締役社長 CEO 兼 グループCEO
2023年8月8日制定
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44中長期経営計画 初年度策定
社長方針
品質保証更なる厚肉化、販売網構築
・ 開発初期からのお客様要求品質追求、つくりやすさ、加えて、買いやすさのつくりこみ継続、形式知化
・ ES(エネルギーソリューション事業)取引販売商社様信頼関係強化及び共同販売戦線
社長総点検全拠点実施、不良撲滅
・ 社長総点検を受けての
【 Factory Match 】展開継続
・ 次世代燃料点火燃焼技術開発
【 Project A 】発表推進
グローバルサプライチェーン脱構築
・
堅固為る紐帯に依る
【 All Diamonds 経済圏 】構築
・
売上高2,000億円を駆け抜ける為の事業並びに地域を縦横無尽に網羅するサプライチェーン構想及び構築
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55当社事業について
自動車機器事業
点火コイル
オンボードチャージャー
電子機器事業
トランス・リアクター
インバータユニット・コントローラ
エネルギーソリューション事業
【主要お客様】クボタ 様
SUBARU 様 スズキ 様
ダイハツ工業 様
トヨタ自動車 様
豊田自動織機 様
本田技研工業 様
マツダ 様
三菱自動車 様
現代自動車 様
比亜迪汽車工業有限公司(BYD) 様
Ford Motor Company 様General Motors Company 様Renault
S.A. 様
Stellantis
N.V. 様
【主要お客様】キヤノン 様
コロナ 様 スミトロニクス 様
ダイキン工業 様
東芝キヤリア 様
マックス 様
三菱電機 様
【主要お客様】
一条工務店 様
シャープ 様
長州産業 様
長府工産 様
ハンファジャパン 様
ユアサ商事 様
V2H(
Vehicle to Home)対応
システム
事業体制図
パワーコンディショナ
お客様名:五十音順
蓄電システム
・経営理念、社長三大方針、経営計画書を拠り所とするあり方追求
・機能軸と事業軸の連携による挙社一致事業目的遂行
・国籍、性別、年齢、身上不問の世界通年採用
・退職者を招き入れるウエルカムバック積極実施(2016年夏から)
・入社時、退職時の社長面談によるエンゲージメント向上
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66z
【車と家を地球環境に資するものづくりでつなぐ】技術への取り組み
再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー や 、
分 散 型 電 源 の 増 加 を 機 会 と し つ つ
変 化 の 過 程 で 生 じ る 社 会 課 題 に
即 し た 技 術 に 取 り 組 む 。
電力網
(Power Grid)
系統連系
地域脱炭素、マイクログリッド
一定の地域において、電力負荷を
分散型電源から供給し、
脱炭素とレジリエンス向上を目指す
住宅用蓄電システム
産業用三相パワコン
自家消費型
ハイブリット蓄電システム
需給調整
デマンドレスポンス
AI制御技術
P2P電力取引
クラウドシステム
電力効率利用
家電製品の省エネに寄与する技術開発
インバータ化の促進
次世代燃料向け
高効率点火コイル
「事業三本槍体制」
のクロスチャネル・クロスセールスの強みを
活かし、カーボンニュートラル社会の実現に向けた戦略的な技術・製品開発を推進。
エネルギーソリューション事業
自動車機器事業
電子機器事業
自動車
✕
エネルギー
ソリューション
自動車機器
✕
エネルギーソリューション
V2Hシステム
双方向
V2Gシステム
双方向
自動車機器
✕
電子機器
EV向け電装品、電子部品の開発
充電器
トランス・リアクター
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77中長期経営計画
目標
72023年3月期 実績
2024年3月期予想
2028年3月期 目標
売 上 高
911
億円
980
億円
ターゲット
2,000億円
コミットメント
1,500
億円
営業利益率
▲
1.3
%
1%
6
%以上
R O E
▲
10
%
2
%前後
20
%以上
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88中長期経営計画
セグメント別目標
エネルギーソリューション事業
自動車機器事業
電子機器事業
自 動 車 機 器
エネルギーソリューション
電 子 機 器
エアコントップメーカー
シェア拡大
リアクター・トランスの拡販
点火コイルシェア世界No.1
収 益 構 造 改 革
住宅用蓄電システム
シェア拡大
産業用パワコンの復活
車 載 電 装 品
・ 電 子 部 品 の
お 客 様 採 用 戦 略 遂 行
お客様との信頼関係に基づき、共同販売戦線を構築し、社会インフラの確立を目指した製品開発を促進
お客様のグローバル展開への追従及び寄与により、国内エアコン用リアクター市場シェア1位/主要お客様内占有率トップ3を獲得
お客様要求と地球環境の要請に寄り添う技術開発を背景とした市場占有率向上と収益構造改革
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99事業環境・市場動向
全世界的なEV化の
趨勢はあるものの、引き続き各カーメーカー様による熱効率50%超のエンジン開発や脱炭素社会を実現する様々な燃料を用いた燃焼技術開発、そして生産能力増強への追加投資が行われている。未だモータリゼーションの便益に資されるべき地域への供給、地球環境を考慮したWell to Wheel観点でのCO2低減が図れるレシプロエンジンの開発は今後も続くと考える。
背景・事業環境
自動車機器事業
市場の期待
この様な市場環境の中で、内燃
機関に関わる部品の開発・生産を止め、事業撤退していく部品メーカーが多く、各カーメーカー様に於いては、最後まで生産・供給を続けるメーカーへの期待は大きい。
カーボンフリー燃料の燃焼
今から約6年前の2018年、グループ会社のダイヤモンド電機(鳥取県)
内に
【A-Lab(燃焼ラボ)】を設立。
点火コイルの放電エネルギーと電流特性を自由に変えられる特殊点火装
置を用い、アンモニアや水素燃焼に関する基礎研究を独自に実施してき
た結果、既存レシプロエンジンでの実験において、アンモニア燃料
100%での安定燃焼を実現しました。公表されている限りでは世界初の
成果となります。