2023年度（第13回）上級農業経営アドバイザー試験の結果について

令 和 ５ 年 1 1 月 2 1 日

株 式 会 社 日 本 政 策 金 融 公 庫

新たに８名の上級農業経営アドバイザーが誕生
～上級アドバイザー合格者は累計112名に～

○ 第13回試験の合格者は８名
日本政策金融公庫（略称：日本公庫）農林水産事業が実施する「上級農業経営アドバイザー」の第13回試験（10月18日～19日実施、受験者数22名）の結果、新たに８名の上級農業経営アドバイザーが誕生しました。

合格者には、農業経営者の抱える高度な経営課題に対する適切なアドバイスや各地域の農業経営アドバイザーへの助言指導を行う等の役割が期待されています。

○ 業種別では民間金融機関の合格者が最多
今回の試験における合格者の内訳は、税理士・公認会計士３名、中小企業診断士２名、民間金融機関職員１名、その他２名の計８名となっています。第１回から第13回試験までの累計で、上級農業経営アドバイザー合格者は112名（税理士・公認会計士18名、中小企業診断士11名、民間金融機関・農協職員43名、普及指導員４名、公庫職員23名、その他13名）となりました。

○ 上級農業経営アドバイザー試験受験者数、合格者数の推移
※令和２年度（第10回）は新型コロナウイルス感染症の影響で試験を中止

＜ご参考＞
【 上級農業経営アドバイザーについて 】
「上級農業経営アドバイザー制度」は、農業経営アドバイザーの上級資格として平成23年に日本公庫が創設。農業経営アドバイザーのうち、アドバイス活動に関する十分な経験を有し、難易度の高い経営課題に対して実践的なアドバイスが可能な、活動歴が３年以上の者を受験対象としています。

上級農業経営アドバイザーには、農業経営アドバイザーの模範として、その指導にリーダーシップを発揮するとともに、６次産業化や新規就農、異業種からの農業参入、ブランド化、海外展開、スマート農業、経営再建・事業再生等のより高度な経営課題に対して適切にアドバイスできる専門家として、農業者等への経営支援が期待されています。

また、地域の農業経営アドバイザー間の連携において中核的な役割を担うとともに、各種セミナーや研修会等の講師としても活動しています。

上級農業経営アドバイザーの具体的な活動内容につきましては、農業経営アドバイザー活動事例集「THE ADVISORS」（※）をご参照ください。

※「THE ADVISORS」は、日本公庫ホームページで公開しています。
（ ホーム画面 下部バナー「農林水産経営アドバイザーのご案内」 ＞ 農業経営アドバイザー活動事例集 ）
URL：https://www.jfc.go.jp/n/adviser/pdf/advisors_20211101.pdf

＜お問い合わせ先＞
日本政策金融公庫 農林水産事業本部 情報企画部（担当：福元、浅井）
℡ ０３－３２７０－４１１６
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 大手町ﾌｨﾅﾝｼｬﾙｼﾃｨ ﾉｰｽﾀﾜｰ