2023/12/07

AIとCGで坂本龍馬を再現し「Yakult(ヤクルト)1000」新テレビCМに起用 「リアル龍馬」 ビジュアルを先行公開

株式会社 ヤクルト本社 

2023年12月7日

AIとCGで坂本龍馬を再現し
「Yakult(ヤクルト)1000」新テレビCМに起用
「リアル龍馬」 ビジュアルを先行公開
~映画「竜とそばかすの姫」の「デジタル・フロンティア」など
国内屈指の技術を集結させることで実現~


株式会社ヤクルト本社(社長 成田 裕)は、2024年1月から放送予定の「Yakult(ヤクルト)1000」の新テレビCMにCGとAIで再現した「坂本龍馬」を起用します。CMの公開に先駆け、再現した「リアル龍馬」のビジュアルを公開します。

坂本龍馬の顔は映画「竜とそばかすの姫」のCGなどを手掛けたデジタル映像プロダクション「株式会社デジタル・フロンティア(以下、デジタル・フロンティア)」がCGで再現しました。声はショートムービー「名優・松田優作がデジタルヒューマンとして映像に蘇る!」にてAIによる音声再現を担当した「株式会社ORENDA WORLD(以下、ORENDA WORLD)」がAIで音声を再現し、生々しく動き、熱く語る、坂本龍馬の姿を現代によみがえらせました。またビジュアルや声、時代考証・監修には、渋谷龍馬会の倉持 基氏と郷士坂本家10代目の坂本匡弘氏にご協力いただきました。

2024年正月には特別編テレビCMを放送します。その中で「リアル龍馬」はどのような姿を見せ、何を語るのか、ご期待ください。

■坂本龍馬の起用について

これまで「Yakult1000」の広告には、第一線で活躍するプロフェッショナルが登場し、それぞれの目標に向かって取り組み、挑戦する様子をとおして、機能性表示食品である「Yakult1000」の機能※を訴求してきました。

※ 一時的な精神的ストレスがかかる状況での「ストレス緩和」「睡眠の質向上」今回は、動乱の幕末期に彗星のごとく現れ去っていった、坂本龍馬を起用しました。彼は武士でありながら、プロの起業家としての顔も持ち、今から約160年前の日本でサムライによる封建社会を打ち破り日本を近代社会へ刷新するために奔走した、まさに、挑戦者です。そんな坂本龍馬こそ「Yakult1000」の広告に相応しい存在と考え、起用を決定しました。

■「リアル龍馬」の制作エピソード

今回の新テレビCMに向けて、国内屈指の技術を集結させることで「リアル龍馬」が完成しました。

坂本龍馬のCGを担当したのはこれまで「竜とそばかすの姫」のCGや、「今際の国のアリス」のVFXを担当したデジタル映像プロダクション「デジタル・フロンティア」。「デジタル・フロンティア」では、2014年からVFX技術のひとつである「デジタル・ ヒューマン」の研究開発に取り組んできました。「デジタル・ヒューマン」とは、実写映像中で実際の人間と見分けがつかないように精工に作られたCGモデルのことを指しており、今回の「リアル龍馬」の制作においても、その技術を使用しています。今回の制作においては、実写の役者さんの表情、演技も取り入れながら、CGアーティストが時間をかけて手作業で制作することで、生々しく動く坂本龍馬の再現を実現させました。

音声は「名優・松田優作がデジタルヒューマンとして映像に蘇る!」の実績がある 「ORENDA WORLD」のAI音声技術「NEXPEEECH(R)」を活用し、坂本龍馬の声を再現するために同社が保有する1万人以上の骨格と声のサンプルをもとに、AIが顔・骨格・年齢などの情報から坂本龍馬の声の特徴を推定し、坂本龍馬の肉声に限りなく近いと思われる声を再現しました。この声の再現を高いレベルで実現するために、最新の論文で発表された技術の活用や複数のAIモデルを組み合わせるなど「ORENDAWORLD」の持つ技術をさらに発展させた独自のモデルを開発しています。

ビジュアルや声、テレビCM内での台詞や撮影場所など、時代考証・監修には、渋谷龍馬会の倉持 基氏と郷士坂本家10代目の坂本匡弘氏にご協力いただきました。

■デジタル・フロンティアについて

デジタル・フロンティアはCGをはじめデジタル映像の先端を切り拓く、総合映像プロダクションです。国内有数の大規模CG制作能力を持ち、東京お台場には大型モーションキャプチャースタジオ「OPAKIS」を所有。また、東京本社に加えて台湾の子会社でも制作を行っています。

【URL】https://www.dfx.co.jp/index.html

■ORENDA WORLDについて

ORENDA WORLDは「デザインとテクノロジーの融合を用いて、人々に感動と心揺さぶる体験を届ける」 をビジョンに掲げ、仮想空間と AI テクノロジー技術を活用した事業を展開するスタートアップ企業です。 事業の一つである音声合成サービス「NEXPEEECH(R)」は、自然な発話※で人間のような感情表現豊かな音声が合成できるほか、声質を担保したまま複数の言語で吹き替えすることができます。

※ 発話とは、言語を音声として発することです。 今後は、「演技」「感情」が自在にできる、音声合成技術を磨き、コンテンツにおける音声の自動化を目指します。

【URL】https://orenda.co.jp/nexpeeech/

■「Yakult(ヤクルト)1000」について

「Yakult1000」は、当社の研究開発・技術力を結集した、生きた「乳酸菌 シロタ株」を当社史上最高密度※の1本(100ml)に1,000億個含む乳製品乳酸菌飲料です。本品は、当社初の機能性表示食品で、一時的な精神的ストレスがかかる状況での「ストレス緩和」「睡眠の質向上」の機能があります。

※ 1ml当たり10億個の「乳酸菌 シロタ株」が含まれており、これは当社乳製品で最高密度です。

以 上

この企業のニュース

業界チャネル Pick Upニュース

注目キーワード