2023/12/26

Pharma for PRIDE:アストラゼネカ、アッヴィ、アレクシオンファーマ、サノフィ、医療従事者のための性的マイノリティ(LGBTQ+)講座開催 ~誰もが安心して受診できる医療を目指して~

アストラゼネカ 株式会社 

Pharma for PRIDE:アストラゼネカ、アッヴィ、アレクシオンファーマ、サノフィ、医療従事者のための性的マイノリティ(LGBTQ+)講座開催 ~誰もが安心して受診できる医療を目指して~

公開日 2023年 12月 26日

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:堀井貴史、以下、アストラゼネカ)、アッヴィ合同会社(本社:東京都港区、社長 : ジェームス・フェリシアーノ、以下アッヴィ)、アレクシオンファーマ合同会社(本社:東京都港区、社長:笠茂公弘、以下、アレクシオンファーマ)、サノフィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岩屋孝彦、以下、サノフィ)の4つの製薬会社からなるLGBTQ+の啓発アライアンス“Pharma for PRIDE”は12月5日、医療従事者のためのLGBTQ+講座を開催しました。LGBTQ+の方が医療機関で求めている内容を医療従事者の皆様に知ってもらう機会になるとともに、医療機関として対応できることを具体的に伝える場となりました。

LGBTQ+の方の割合は、9.7%(約10人に1人)というデータ1もあり、医療現場においても患者さんがLGBTQ+当事者であるケースは決して少なくないと考えられます。「患者さんがLGBTQ+の方だった場合の配慮」や「見た目ではLGBTQ+であるとわからない場合の対応方法」などについて、一般社団法人にじいろドクターズ理事 山下 洋充先生から、LGBTQ+の方が受診しやすくなるための事例が紹介されました。

講演では、患者さんとのコミュニケーションの過程で、相手の性行動や体のこと、背景について勝手に推測せず、適切な言葉を用いることを意識することが推奨されました。例えば同伴者がいた場合に「ご本人とはどのようなご関係ですか」などと、答えが「はい、いいえ」の回答に限定されない開かれた質問をすることなどです。また、患者さんの中にLGBTQ+の方がいることを想定して、当事者が安心して受診できるよう、施設にポスターなどを貼って「LGBTQ+の患者さんをケアします」という視覚的なサインを出す取り組みが紹介されました。

Pharma for PRIDEは、各社員がLGBTQ+に対し正しい知識をもって言動や行動を意識し誰もが安心して働ける心理的安全性の高い職場・業界を実現することを目的に結成されました。2022年より継続的に年2回の勉強会を実施しており、3回目は今年6月9日に「LGBTQ+ x ヘルスケアの現状と課題」をテーマに開催。4回目の今回は、前回の合同勉強会でLGBTQ+の医療への要望のアンケート結果から、医療機関内の制度や医療制度への要望、医療従事者への理解や、医療業界に求める声が多く見られることがわかったことを受けて、医療を提供する側の課題に焦点を当てて、医療従事者を対象に開催しました。

1:出典:株式会社 電通グループ2023年10月19日付リリースで発表された「LGBT調査2023」
https://www.group.dentsu.com/jp/news/release/pdf-cms/2023046-1019.pdf

◆講師プロフィール

一般社団法人にじいろドクターズ理事
山下 洋充氏

  • 河北ファミリークリニック南阿佐谷に家庭医として勤務
  • 日本プライマリ・ケア連合会家庭医療専門医
  • 日本プライマリ・ケア連合会セクシュアル・ヘルス委員会所属
  • NPO法人女性医療ネットワーク理事

以上

*****

“Pharma for PRIDE”について
LGBTQ+をはじめ、誰もが安心して働ける心理的安全性の高い職場・業界を実現するため、より多くの社員への啓発に加え、製薬業界全体での啓発を目指すことを目的に2022年に発足した啓発アライアンスです。2023年8月のアッヴィ合同会社とアラガン・ジャパン株式会社の合併により、現在は4社となっています。

より多くの社員への啓発に加え、製薬業界全体、さらには社会全体へのインパクトをもたらすことを目的に、以下の3つの活動を進めています。

①今後もプライド月間である6月と人権週間である12月に合同勉強会を継続していく
②医療を受ける側、提供する側におけるさまざまな課題に対して他社や他業界と幅広い視点から連携し、活動の幅を拡大していく
③啓発の輪を広げるためにLGBTQ+関連のイベントへの参加や開催を継続し、アライネットワークの拡大に努める

アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主にオンコロジー、希少疾患、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患からなるバイオ・医薬品において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。英国ケンブリッジを本拠地として、当社は100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttps://www.astrazeneca.comまたは、ソーシャルメディア@AstraZenecaをフォローしてご覧ください。
日本においては、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝、呼吸器・免疫疾患およびワクチン・免疫療法を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。アストラゼネカ株式会社についてはhttps://www.astrazeneca.co.jp/をご覧ください。フェイスブックAstraZeneca.JapanとインスタグラムAstraZeneca / アストラゼネカもフォローしてご覧ください。

アッヴィについて
アッヴィのミッションは現在の深刻な健康課題を解決する革新的な医薬品の創製とソリューションの提供、そして未来に向けて医療上の困難な課題に挑むことです。一人ひとりの人生を豊かなものにするため次の主要領域に取り組んでいます。免疫疾患、がん、精神・神経疾患、アイケア、さらに美容医療関連のアラガン・エステティクスポートフォリオの製品・サービスです。アッヴィの詳細については、www.abbvie.comをご覧ください。X(旧Twitter)@abbvieFacebookLinkedInInstagramでも情報を公開しています。
日本においては主に、免疫疾患、肝疾患、精神・神経疾患、がん、アイケアの領域、さらに美容医療関連のアラガン・エステティックスのポートフォリオで、製品の開発と提供に取り組んでいます。アッヴィの詳細については、www.abbvie.co.jpをご覧ください。FacebookYouTubeでも情報を公開しています。

アレクシオンファーマ合同会社について
アレクシオンファーマ合同会社は、2021年のアストラゼネカとアレクシオン・ファーマシューティカルズとの統合により生まれた、アストラゼネカグループの希少疾患部門アレクシオン・アス トラゼネカ・レアディジーズ(本部:米国マサチューセッツ州ボストン)の日本法人です。アレ クシオンは30年以上 にわたり、希少疾患のリーダーとして、患者さんの生活を一変させるような 治療薬を発見、開発、販売することで、希少疾患ならびに深刻な症状の患者さんとご家族への貢 献に注力しています。アレクシオンは、補体カスケードの新規分子と標的を対象に研究を行って おり、血液、腎臓、神経、代謝性疾患、心臓、眼科、および急性期の治療薬を開発し、世界 50 ヵ国以上で患者さんに提供しています。 アレクシオンファーマ合同会社に関する詳細についてはwww.alexionpharma.jp をご覧ください。同社のサステナビリティ活動についてはhttps://alexionpharma.jp/sustainabilityをご参照ください。

サノフィ株式会社について
サノフィは、人々の暮らしをより良くするため、科学のもたらす奇跡を追求する、というゆるぎない使命を原動力に進み続ける革新 的でグローバルなヘルスケア企業です。約 100 ヵ国の社員は、医療を変革し、不可能を可能に変えるため、日々研鑽に努めています。私たちは、社会的責任と持続可能性を企業の本質とし、画期的な医薬品や生命を守るワクチンを開発し、世界何百万もの 人々に届けていきます。日本法人であるサノフィ株式会社の詳細は、https://www.sanofi.co.jpをご参照ください。

tags

  • その他

この企業のニュース

業界チャネル Pick Upニュース

注目キーワード