2024/02/19

株式会社カスミと協働のバナナを取り入れた 「食品ロス食育プログラム」を関東エリアで実施

株式会社 日本アクセス 

2024 年 2 月 19 日

株式会社カスミと協働のバナナを取り入れた
「食品ロス食育プログラム」を関東エリアで実施

株式会社日本アクセス(所在地:東京都品川区、代表取締役社長 社長執行役員 CEO:服部 真也、以下「当社」)は株式会社カスミ(所在地:茨城県つくば市、代表取締役社長:山本慎一郎、以下「カスミ」)と協働し 2023 年度、茨城県を中心に千葉県・埼玉県・栃木県・群馬県の幼稚園・保育園にてバナナを取り入れた「食品ロス食育プログラム」を実施しました。

当初の予想を上回るほど数多くの応募をいただき、2023 年 6 月から 9 月までの前期の実施件数は 25 カ所(参加人数 791 人)、2023 年 12 月から 2024 年 2 月までの後期の実施予定件数は28 カ所(参加人数 555 人)で、合計 53 カ所(参加人数 1,243 人)での実施となる見込みです。

食育学習の推進について
カスミでは 2003 年より「5 A DAY 運動」*の取り組みを全社で開始し、その一つとして地域の子どもたちに向けた食育学習を実施しています。また、当社はファイブ・ア・デイ協会の正会員として、これまでも食育活動を通じてファイブ・ア・デイ協会と協力を行ってまいりました。今回協働での食育プログラムの実施にあたり、当社ではバナナに関する学習内容のご提案と、お土産や学習で使用する黄バナナ・青バナナのご提供を行いました。

「食品ロス食育プログラム」の学習内容について
「食品ロスってなに?楽しく学び食べ残しを減らそう!」というテーマで、カスミ 食育・健康サポート所属の5 A DAY食育インストラクターが講師を務め、座学や紙芝居、クイズ、DVD鑑賞などをとおして全体で 80 分間のプログラムを実施しました。

はじめに、食べ物の3つのはたらきや、5 A DAY 運動の「1 日 5 皿分 (350g)以上の野菜と 200gの果物を食べましょう」という考えのもとバランスの良い食事について座学と、食品ロスについてわかりやすく学べるよう紙芝居を使ったレクチャーを実施。どうすればロスを減らすことができるかを子どもたちに考えてもらいました。

その後、バナナにまつわるクイズを行い「バナナが黄色くなる前は何色か?」というクイズに対して、普段なかなか実物を見ることのできない青バナナを子どもたちに配りました。初めて青バナナを手に取った子どもたちからは青バナナのにおいや手触りを、見て触って黄バナナと比較する様子も見られました。

最後に、カスミ店舗の裏側まで紹介する DVDを放映し、食べものには多くの人が関わっていることを知ります。そして、つくば市 生活環境部 環境衛生課と連携し提供された段ボールコンポストでバナナの皮のような生ごみを減量する方法についてもレクチャーを実施。プログラム終了後には、食品ロスに関する絵本や黄バナナ(ドールスウィーティオバナナ)を子どもたちに配布しました。

今後の食育プログラムについて
前期の食育プログラム終了後、幼稚園・保育園の先生方にアンケートを行ったところ学習内容に対して「楽しい内容であっという間に感じました。子どもたちにとっても学びの多い内容だと思います」「とても面白くて魅力を感じる時間でした」など充実度を高く評価いただきました。 また、「お土産も大喜びで、お迎えに来た保護者にバナナの話をする子どもたちがたくさんいました」「プログラムのあとは子どもたちから自主的に『給食の先生にありがとうの手紙を書きたい』という声もあがりました」など、終了後の園児の様子についてもコメントをいただきました。身近なバナナを教材にしたことで食べ物の大切さをわかりやすく伝えることができ、子どもたちの食べ残しに対する姿勢についても良いきっかけを創ることができたと認識しています。

当社は今年度に引き続き、来期もカスミとの食育プログラムの取り組みを継続して行ってまいります。

*「5 A DAY(ファイブ・ア・デイ)運動」とは
「健康のために 1 日 5 皿分(350g)以上の野菜と 200g の果物を食べよう」といった、一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会による野菜・果物の摂取とバランスのよい食生活を推進する健康増進運動。

以上

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