2024/03/29

淡路市の「脱炭素先行地域づくり事業」に対する「グリーンローン」の取り組みについて

株式会社 りそなホールディングス 

2024 年 3 月 29 日
株式会社みなと銀行

淡路市の「脱炭素先行地域づくり事業」に対する
「グリーンローン」の取り組みについて
―株式会社ほくだんと契約を締結しました―


関西みらいフィナンシャルグループのみなと銀行(社長 武市 寿一)は、株式会社ほくだん(代表取締役 米山 正幸)に対し、「太陽光発電PPA事業の対象設備」を資金使途とする「グリーンローン」の取り組みを行いました。みなと銀行では太陽光発電PPA事業に対する「グリーンローン」は初めてとなります。

グリーンローンは、「グリーンローン原則 2023」等に則り、資金使途を環境に配慮した事業(グリーンプロジェクト)に限定する仕組みの商品です。

本ローンによる調達資金は、令和 4 年度環境省「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金・脱炭素先行地域づくり事業」として淡路市が実行する事業のうち、株式会社ほくだんが直接企画・実行する太陽光発電PPA事業に係るプロジェクトに充当されます。

株式会社ほくだんは 2021 年に淡路市及びシン・エナジー株式会社と地域新電力事業連携協定を締結し、淡路市の施策に沿った事業展開を推進していくための「グリーンローン・フレームワーク」を策定しております。今般、当該フレームワークが各種原則等の要求事項に適合していることについて、第三者評価機関である株式会社格付投資情報センターから評価を取得しています。

みなと銀行は、今後も地域の皆さまへの様々な金融・情報サービスの提供を通じて、地域経済の発展と持続可能性の向上に取り組んでまいります。

1.本ローンの概要

契約締結日 2024 年 3 月 29 日
契約金額(総額) 16,500 千円
資金使 途 太陽光発電PPA事業に係る設備導入資金
SDGs の貢献

2.本ローンの対象となるプロジェクトの詳細

目的 設備投資金額
聖隷こども園を電力需要家とする太陽光発電設備導入 25,036 千円
AIE国際高等学校を電力需要家とする太陽光発電設備導入 27,940 千円
合計 52,976 千円

3.環境改善効果

環境改善効果について、現状計画されている太陽光発電PPA事業(本件を含む9プロジェクトを予定)におけるCO2削減効果は以下の通り。

先行地域づくり事業における効果試算は 2,293t(=6,553,002kWh×0.350 ㎏ CO2/kWh)

[出所:ほくだんグリーンローンフレームワーク]

4.企業概要

会 社 名 株式会社ほくだん
所 在 地 兵庫県淡路市小倉 177 番地
代 表 者 米山 正幸
設立年月日 1997 年 11 月 25 日
資 本 金 29,000 千円
事業内容 北淡震災記念公園の管理運営、防災教育にかかる啓蒙、普及事業等の受託、電力の買取及び小売事業

■地域新電力事業連携協定の内容

①あわじ環境未来島が掲げる、地域で生み出されたエネルギーを活用する「エネルギーの地産地消」を推進する。
②地域の公共施設、市民及び地域の施設へ安定的に電力を供給するとともに、地域経済の活性化に寄与する活動を推進する。
③再生可能エネルギーの普及・促進に努め、より良い地球環境を残すため、脱炭素社会「カーボンニュートラル」の実現を推進する。

[出所:ほくだんグリーンローンフレームワーク]

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