株式会社辻広組のSBT認定の取得に向けた支援について
株式会社 ほくほくフィナンシャルグループ2024 年 4 月 12 日
株式会社 ほくほくフィナンシャルグループ
株式会社 北陸銀行
株式会社辻広組のSBT認定の取得に向けた支援について
ほくほくフィナンシャルグループの北陸銀行(頭取 中澤 宏)は、株式会社辻広組(代表取締役社長 辻広 光男)の脱炭素に関する取り組みに際し、株式会社ナレッジリーン(代表取締役 笹井 幹夫)とともにSBT 認定の取得支援を行いましたので、お知らせいたします。
記
1.本件の概要
2015 年 12 月の「パリ協定」採択により脱炭素化への国際的な動きが加速し、国内においても 2020年10 月に日本政府による「2050 年カーボンニュートラル宣言」発表により脱炭素化の動きが本格化し、企業活動におけるカーボンニュートラル実現の流れは「不可逆」なものとなっています。
それは、大企業だけに留まらず、サプライチェーン全体での取り組みが求められ、地域社会・地域企業においても最重要課題になりつつあります。
そのような背景のもと、株式会社辻広組は、気候変動の原因とされる温室効果ガスの排出量削減に取り組む重要性を認識し、以下の目標を設定しました。
SBT 短期目標(中小企業版 SBT)
Scope1 および Scope2 の温室効果ガス排出量を 2030 年までに 2022 年比 42%削減
北陸銀行においては、引き続きお客さまの脱炭素化の取り組みについて、ナレッジリーンをはじめとする協業先と連携し、ご支援をすることで持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいります。
2.SBT について
SBT とは Science Based Targets の頭文字を取ったもので、日本語では「科学的根拠に基づく目標」と訳されます。産業革命前と比べた世界の平均気温の上昇を1.5℃未満に抑えるという、温室効果ガス排出量削減目標のことです。
企業が環境問題に取り組んでいることを示す目標設定の一つとして、2015 年のパリ協定をきっかけに誕生し、SBT イニシアチブによって、企業の設定した目標が SBT に整合しているかの検証・認定が行われています。SBT 認定を受けることにより、パリ協定に整合する持続可能な企業であることを社内外にアピールでき、企業価値向上が期待できます。
SBT では、通常版(主に大企業が対象)と中小企業版の 2 つの申請ルートが用意されており、株式会社辻広組は中小企業版での認定を取得しました。
3.株式会社辻広組について
辻広組は 1926 年の創業以来、舗装・土木工事を中心にスポーツ施設・橋梁などの建設工事や冬季の除雪作業を通じて、社会資本整備に貢献してまいりました。特に、舗装工事においては、福井県内初のアスファルト合材製造プラントを先んじて所有し、売上は県内トップを維持し続けています。
辻広組では、舗装工事において再生合材を積極的に利用しています。再生合材は、アスファルトコンクリート発生材を破砕・分級して再利用される材料であり、循環型社会を実現するために重要な役割を果たしています。これにより、環境への負荷を軽減しつつ持続可能な資源利用が促進されています。
辻広組はこのような取組に加え、設定した SBT 目標達成に向け、地域社会と共に持続可能な未来に向けて貢献してまいります。
4.株式会社ナレッジリーンについて
ナレッジリーンは2000 年の創業から 20 年以上、民間企業、自治体へ脱炭素/環境に関するコンサルティングを手掛け、豊富な実績、知見を有しています。
脱炭素化に関して目標設定、計画策定から、エネルギー・CO2 排出量削減診断と削減実行支援まで脱炭素化ステップに関するコンサルティング業務を一気通貫して提供可能です。
具体的には、SBT などの脱炭素経営に関する認証支援、TCFD や CDP などのイニシアチブ対応支援、有価証券報告書・サステナビリティレポートなどの情報開示支援、脱炭素ロードマップ策定支援、温室効果ガス排出量算定(Scope1,2,3、LCA、カーボンフットプリント)支援を主としています。
資格を有するエネルギー専門家も在籍し、省エネ診断・省エネアドバイス、再エネ購入支援、再エネ導入可能性調査、省エネ法対応支援など、エネルギーに関する総合的な支援も行っています。
幅広い支援実績に基づき、顧客企業の状況、要望に合わせた、柔軟な対応が同社の特長です。
5.該当する SDGs の目標
以上
<本件に関するお問い合わせ先>
ほくほくフィナンシャルグループ SX推進部 TEL:076-423-7331
SDGs はSustainable Development Goals の略称で、2015 年に国連で採択された 2030 年までに達成すべき17 の目標と 169 の具体的なターゲットを定めた「持続可能な開発目標」です。
ほくほくフィナンシャルグループは2019 年 4 月に「SDGs 宣言」を表明しました。
株式会社 ほくほくフィナンシャルグループ
株式会社 北陸銀行
株式会社辻広組のSBT認定の取得に向けた支援について
ほくほくフィナンシャルグループの北陸銀行(頭取 中澤 宏)は、株式会社辻広組(代表取締役社長 辻広 光男)の脱炭素に関する取り組みに際し、株式会社ナレッジリーン(代表取締役 笹井 幹夫)とともにSBT 認定の取得支援を行いましたので、お知らせいたします。
記
1.本件の概要
2015 年 12 月の「パリ協定」採択により脱炭素化への国際的な動きが加速し、国内においても 2020年10 月に日本政府による「2050 年カーボンニュートラル宣言」発表により脱炭素化の動きが本格化し、企業活動におけるカーボンニュートラル実現の流れは「不可逆」なものとなっています。
それは、大企業だけに留まらず、サプライチェーン全体での取り組みが求められ、地域社会・地域企業においても最重要課題になりつつあります。
そのような背景のもと、株式会社辻広組は、気候変動の原因とされる温室効果ガスの排出量削減に取り組む重要性を認識し、以下の目標を設定しました。
SBT 短期目標(中小企業版 SBT)
Scope1 および Scope2 の温室効果ガス排出量を 2030 年までに 2022 年比 42%削減
北陸銀行においては、引き続きお客さまの脱炭素化の取り組みについて、ナレッジリーンをはじめとする協業先と連携し、ご支援をすることで持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいります。
2.SBT について
SBT とは Science Based Targets の頭文字を取ったもので、日本語では「科学的根拠に基づく目標」と訳されます。産業革命前と比べた世界の平均気温の上昇を1.5℃未満に抑えるという、温室効果ガス排出量削減目標のことです。
企業が環境問題に取り組んでいることを示す目標設定の一つとして、2015 年のパリ協定をきっかけに誕生し、SBT イニシアチブによって、企業の設定した目標が SBT に整合しているかの検証・認定が行われています。SBT 認定を受けることにより、パリ協定に整合する持続可能な企業であることを社内外にアピールでき、企業価値向上が期待できます。
SBT では、通常版(主に大企業が対象)と中小企業版の 2 つの申請ルートが用意されており、株式会社辻広組は中小企業版での認定を取得しました。
3.株式会社辻広組について
辻広組は 1926 年の創業以来、舗装・土木工事を中心にスポーツ施設・橋梁などの建設工事や冬季の除雪作業を通じて、社会資本整備に貢献してまいりました。特に、舗装工事においては、福井県内初のアスファルト合材製造プラントを先んじて所有し、売上は県内トップを維持し続けています。
辻広組では、舗装工事において再生合材を積極的に利用しています。再生合材は、アスファルトコンクリート発生材を破砕・分級して再利用される材料であり、循環型社会を実現するために重要な役割を果たしています。これにより、環境への負荷を軽減しつつ持続可能な資源利用が促進されています。
辻広組はこのような取組に加え、設定した SBT 目標達成に向け、地域社会と共に持続可能な未来に向けて貢献してまいります。
4.株式会社ナレッジリーンについて
ナレッジリーンは2000 年の創業から 20 年以上、民間企業、自治体へ脱炭素/環境に関するコンサルティングを手掛け、豊富な実績、知見を有しています。
脱炭素化に関して目標設定、計画策定から、エネルギー・CO2 排出量削減診断と削減実行支援まで脱炭素化ステップに関するコンサルティング業務を一気通貫して提供可能です。
具体的には、SBT などの脱炭素経営に関する認証支援、TCFD や CDP などのイニシアチブ対応支援、有価証券報告書・サステナビリティレポートなどの情報開示支援、脱炭素ロードマップ策定支援、温室効果ガス排出量算定(Scope1,2,3、LCA、カーボンフットプリント)支援を主としています。
資格を有するエネルギー専門家も在籍し、省エネ診断・省エネアドバイス、再エネ購入支援、再エネ導入可能性調査、省エネ法対応支援など、エネルギーに関する総合的な支援も行っています。
幅広い支援実績に基づき、顧客企業の状況、要望に合わせた、柔軟な対応が同社の特長です。
5.該当する SDGs の目標
以上
<本件に関するお問い合わせ先>
ほくほくフィナンシャルグループ SX推進部 TEL:076-423-7331
SDGs はSustainable Development Goals の略称で、2015 年に国連で採択された 2030 年までに達成すべき17 の目標と 169 の具体的なターゲットを定めた「持続可能な開発目標」です。
ほくほくフィナンシャルグループは2019 年 4 月に「SDGs 宣言」を表明しました。