和喜輸送株式会社がトラック業界の課題である視野障害への対策として眼の健康チェックツール『MEOCHECK』によるセルフチェックを導入
株式会社 ＱＤレーザ2024 年 5 月 16 日
和喜輸送株式会社
株式会社 QD レーザ
和喜輸送株式会社がトラック業界の課題である視野障害への対策として眼の健康チェックツール『MEOCHECK』によるセルフチェックを導入
和喜輸送株式会社（本社:東京都品川区、代表取締役社長：渡邊 峰行、以下和喜輸送）は約 450 名の従業員に対し、株式会社 QD レーザ（本社：神奈川県川崎市、代表取締役社長：菅原 充、以下 QD レーザ）が網膜投影技術を応用して開発した RETISSA MEOCHECK（レティッサ メオチェック）による眼の健康チェックを実施しました。従業員自身が都合の良いタイミングで機器を操作して測定をおこなうセルフチェック方式を採用し、業務への影響を最低限に抑え、およそ 1 か月で全国の各拠点をカバーしています。
【導入の背景】
自動車運送事業にとって安全はもっとも重要な要素のひとつであり、事故の予防やそのための従業員の健康管理は、運送サービスの信頼性と品質を維持するために不可欠です。和喜輸送ではより一層の安全運行の実現および従業員の運転健康寿命の延伸を目的として、眼の健康チェックサービスを導入することとしました。国土交通省が 2022 年 3 月に発行した「自動車運送事業者における視野障害対策マニュアル」への対応の一つとして位置づけています。
【眼の健康チェックサービスとは】
QD レーザが開発した RETISSA MEOCHECK は軽量コンパクトな可搬型の機器で、専用のタブレットと接続して使います。視野の様々な位置に投影される光の点が認識できたらスイッチを押すという簡単な操作と片眼約 1 分程度の短時間で、周辺視野を含めた「認知」「判断」「操作」ができていることを確かめられます。測定後は反応できた割合に応じ 5 段階評価が表示されます。さらに独自のアルゴリズムによる測定データの解析を行い、リスク評価が行われます。
眼の健康チェックサービスは定期健康診断等とあわせた集中実施方式のほか、業務に支障を与えずより柔軟、手軽に実施頂け、多拠点・少人数でも比較的導入費用が抑えられるセルフチェック方式を提供しています。いずれの場合も必要な機材はすべて QD レーザが提供し*、測定データおよび解析結果はレポートとして納入されます。
*電源や測定場所など、一部ご用意いただくものがあります。
【和喜輸送株式会社様コメント】
「トラック業界はいま約 76％が 40 歳以上と高齢化が進み、これは緑内障などの眼疾患が顕著に増える年齢層に当たります。トラック事業にとって定期的な眼の検査と運転寿命の延伸は必要不可欠だと理解していても、全ての従業員が毎年眼科医に検診に行くことは業務との兼ね合いから時間と費用のハードルが高く、トラック業界全体の課題となっていました。今回 MEOCHECK をレンタルし各事業所に設置することによって、業務に影響を与えることなく、かつ非常に安価に全従業員の眼のセルフチェックを実施することができ、テクノロジーの素晴らしさを実感しています。」
【RETISSA MEOCHECK の意義】
緑内障は日本における失明の主要原因であり、40 代以上の男性の 20 人に 1 人はり患しているといわれています。一方で、その症状である視野障害は、初期に自覚することが難しく、気づいたときには大きく視力が落ちる結果となりがちです。早期に発見できれば、適切な治療によって視力の低下を遅らせ、失明を防ぐことが可能になるため、定期的な眼科検診を受けることが重要です。
RETISSA MEOCHECK は眼科で使われている視野検査装置に比べて小型であるだけでなく、使い方も簡単で、専門家の立ち合い・操作を必要としません。手軽にチェックすることで、眼科受診のきっかけにすることができます。血圧計やアルコール検知器のように事業所に設置すれば、点呼時や休憩時などに頻度高く実施することも可能です。定期的なチェックで、視野狭窄や視野欠損などの視野障害に早く気付き、眼科を受診して治療を始めれば、病気の進行を遅らせることができます。
QD レーザは現在、「見える」ことが業務上大切な自動車運送事業者と、東北大学を含む国内大学・眼科病院と共に、事故防止・雇用維持・失明防止を目指した眼のセルフチェックシステムの構築を進めています。これまでに、MEOCHECK を使ったチェックにより、高齢化に伴う視感度の低下を見出すとともに、各眼疾患の早期スクリーニング効果の検証を実施しました[1]）。
[1]厚生労働省科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 網膜脈絡膜・視神経萎縮症に関する研究
公式ページ（続き・詳細）はこちら
https://www.qdlaser.com/uploads/2024/05/%E5%92%8C%E5%96%9C%E8%BC%B8%E9%80%81%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%8C%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E6%A5%AD%E7%95%8C%E3%81%AE%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E8%A6%96%E9%87%8E%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E7%9C%BC%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%8EMEOCHECK%E3%80%8F%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%92%E5%B0%8E%E5%85%A5-1.pdf
和喜輸送株式会社
株式会社 QD レーザ
和喜輸送株式会社がトラック業界の課題である視野障害への対策として眼の健康チェックツール『MEOCHECK』によるセルフチェックを導入
和喜輸送株式会社（本社:東京都品川区、代表取締役社長：渡邊 峰行、以下和喜輸送）は約 450 名の従業員に対し、株式会社 QD レーザ（本社：神奈川県川崎市、代表取締役社長：菅原 充、以下 QD レーザ）が網膜投影技術を応用して開発した RETISSA MEOCHECK（レティッサ メオチェック）による眼の健康チェックを実施しました。従業員自身が都合の良いタイミングで機器を操作して測定をおこなうセルフチェック方式を採用し、業務への影響を最低限に抑え、およそ 1 か月で全国の各拠点をカバーしています。
【導入の背景】
自動車運送事業にとって安全はもっとも重要な要素のひとつであり、事故の予防やそのための従業員の健康管理は、運送サービスの信頼性と品質を維持するために不可欠です。和喜輸送ではより一層の安全運行の実現および従業員の運転健康寿命の延伸を目的として、眼の健康チェックサービスを導入することとしました。国土交通省が 2022 年 3 月に発行した「自動車運送事業者における視野障害対策マニュアル」への対応の一つとして位置づけています。
【眼の健康チェックサービスとは】
QD レーザが開発した RETISSA MEOCHECK は軽量コンパクトな可搬型の機器で、専用のタブレットと接続して使います。視野の様々な位置に投影される光の点が認識できたらスイッチを押すという簡単な操作と片眼約 1 分程度の短時間で、周辺視野を含めた「認知」「判断」「操作」ができていることを確かめられます。測定後は反応できた割合に応じ 5 段階評価が表示されます。さらに独自のアルゴリズムによる測定データの解析を行い、リスク評価が行われます。
眼の健康チェックサービスは定期健康診断等とあわせた集中実施方式のほか、業務に支障を与えずより柔軟、手軽に実施頂け、多拠点・少人数でも比較的導入費用が抑えられるセルフチェック方式を提供しています。いずれの場合も必要な機材はすべて QD レーザが提供し*、測定データおよび解析結果はレポートとして納入されます。
*電源や測定場所など、一部ご用意いただくものがあります。
【和喜輸送株式会社様コメント】
「トラック業界はいま約 76％が 40 歳以上と高齢化が進み、これは緑内障などの眼疾患が顕著に増える年齢層に当たります。トラック事業にとって定期的な眼の検査と運転寿命の延伸は必要不可欠だと理解していても、全ての従業員が毎年眼科医に検診に行くことは業務との兼ね合いから時間と費用のハードルが高く、トラック業界全体の課題となっていました。今回 MEOCHECK をレンタルし各事業所に設置することによって、業務に影響を与えることなく、かつ非常に安価に全従業員の眼のセルフチェックを実施することができ、テクノロジーの素晴らしさを実感しています。」
【RETISSA MEOCHECK の意義】
緑内障は日本における失明の主要原因であり、40 代以上の男性の 20 人に 1 人はり患しているといわれています。一方で、その症状である視野障害は、初期に自覚することが難しく、気づいたときには大きく視力が落ちる結果となりがちです。早期に発見できれば、適切な治療によって視力の低下を遅らせ、失明を防ぐことが可能になるため、定期的な眼科検診を受けることが重要です。
RETISSA MEOCHECK は眼科で使われている視野検査装置に比べて小型であるだけでなく、使い方も簡単で、専門家の立ち合い・操作を必要としません。手軽にチェックすることで、眼科受診のきっかけにすることができます。血圧計やアルコール検知器のように事業所に設置すれば、点呼時や休憩時などに頻度高く実施することも可能です。定期的なチェックで、視野狭窄や視野欠損などの視野障害に早く気付き、眼科を受診して治療を始めれば、病気の進行を遅らせることができます。
QD レーザは現在、「見える」ことが業務上大切な自動車運送事業者と、東北大学を含む国内大学・眼科病院と共に、事故防止・雇用維持・失明防止を目指した眼のセルフチェックシステムの構築を進めています。これまでに、MEOCHECK を使ったチェックにより、高齢化に伴う視感度の低下を見出すとともに、各眼疾患の早期スクリーニング効果の検証を実施しました[1]）。
[1]厚生労働省科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 網膜脈絡膜・視神経萎縮症に関する研究
公式ページ（続き・詳細）はこちら
https://www.qdlaser.com/uploads/2024/05/%E5%92%8C%E5%96%9C%E8%BC%B8%E9%80%81%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%8C%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E6%A5%AD%E7%95%8C%E3%81%AE%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E8%A6%96%E9%87%8E%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E7%9C%BC%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%8EMEOCHECK%E3%80%8F%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%92%E5%B0%8E%E5%85%A5-1.pdf