TNFDフォーラムへの参画について

２０２４年５月２４日

株式会社あいちフィナンシャルグループ

ＴＮＦＤフォーラムへの参画について

株式会社あいちフィナンシャルグループ（代表取締役社長 伊藤 行記）は、自然関連財務情報開示タスクフォース（ＴＮＦＤ※1）の取組みに賛同し、ＴＮＦＤフォーラム※2へ参画いたしましたので、お知らせします。

近年、持続可能な社会を実現するために、気候変動への対応に加え、自然資本・生物多様性の適切な保全に対する重要性が高まっています。

当社グループの事業基盤である愛知県は、山地帯の奥山生態系、丘陵地の里地里山生態系、農地や都市のひろがる平野生態系、海辺の藻場や干潟といった里海・沿岸生態系、河川・水辺生態系、湿地湿原生態系といった多種多様な生態系が存在する地域です。また、県内では、動物約１２，４５０種、植物４，４９０種が確認され,うち動物３６４種、植物５２９種が絶滅のおそれがあると評価されています。※3

当社グループでは、マテリアリティに「環境保全対応」を掲げており、愛知県を事業基盤とする地域金融機関として、県内の自然資本・生物多様性の保全に取り組んでいくことは不可欠と認識しています。

ＴＮＦＤフォーラムへの参画により、自然資本・生物多様性の適切な保全に関する取組みを推進することで、地域の持続可能な環境・社会の実現を目指してまいります。

※1 ＴＮＦＤ（Taskforce on Nature-related Financial Disclosures）
国連環境計画・金融イニシアティブ（ＵＮＥＰ ＦＩ）、国連開発計画（ＵＮＤＰ）、世界自然保護基金（ＷＷＦ）およびイギリスの環境ＮＧＯであるＧｌｏｂａｌ Ｃａｎｏｐｙによって２０２１年６月に発足された国際イニシアティブ。企業が自然に関連した情報開示を行うことにより、資金の流れを「ネイチャー・ポジティブ」（自然に対して良い影響）へ転換させることを目指している。

※2 ＴＮＦＤフォーラム
ＴＮＦＤの議論をサポートするステークホルダーの組織で、国内外から１，４００以上の企業・機関・団体が参画している。

※3 愛知県 あいち生物多様性戦略 2030（概要版）
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/367116.pdf

以上