2024/06/03

「全日本物流改善事例大会2024」において埼玉物流センターの優良改善事例を発表しました(NTTロジスコ)

日本電信電話 株式会社 

ニュースリリースNews Release

「全日本物流改善事例大会2024」において埼玉物流センターの優良改善事例を発表しました

2024年6月3日



株式会社NTTロジスコ(代表取締役社長:中江康二、本社:東京都中央区、以下、「NTTロジスコ」)は、5月14日・15日、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(以下、JILS)が主催した「全日本物流改善事例大会2024」において、当社埼玉物流センター(埼玉県加須市)の優良改善事例を発表したことをお知らせします。



  1. 取り組み内容

    (1) テーマ

    ロボット改良による自動化対象物品拡大、およびツール開発による手作業削減・効率化


    (2) 概要

    NTTロジスコグループの強みである最新の技術力と現場の知恵を融合した3つの改善

    ①レンタル機器の付属品である電源アダプターケーブルの回収再生作業(洗浄・検査・巻取り・結束)において、既存の自動クリーニング・結束作業ロボット(以下、ロボット)では取扱えない製品が急増したことを受け、既存ロボットを改良した2号機を増設。これにより、ロボット作業比率を21%から46%へ25ポイント向上による自動化推進、および作業者8名の省人化を実現。

    ②ロボット導入後、残る54%の手作業について、属人化された人手作業からの脱却と作業者の高齢化に伴う新人作業者の定着率の向上を目指し、当社オリジナルの半自動コード巻取り機を開発・導入。これにより、手作業比率を54%から11%へ43ポイント削減を見込み、作業の標準化による作業者の身体的負担を軽減。さらに、作業品質および生産性の均一化、教育コストの削減を実現。

    ③レンタル機器本体と付属品である電源アダプターのセット化作業において、2021年に導入したAI画像認識技術を用いた検品システムを改修し、これまで対応できていなかった21%の製品の検品が可能となり、目視検品の完全廃止と作業員1名の省人化を実現した。



<参考1>①・②の業務改善による手作業比率の推移



<参考2>電源アダプターケーブルの「自動クリーニング・結束ロボット」結束作業の様子

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