タイムサーバー利用で設備時計の時刻を簡単確実に同期「ネットシンクウェーブ基地局」発売【シチズンTIC】
シチズン時計 株式会社2024年5月27日
シチズンTIC株式会社
タイムサーバー利用で設備時計の時刻を簡単確実に同期
「ネットシンクウェーブ基地局」発売
シチズン時計株式会社の連結子会社であるシチズンTIC株式会社(本社:東京都小金井市 社長: 細萱 直人)は、各所に設置された設備時計（クロック）に無線で時刻情報を送信し同期させるシステム「シンクウェーブ（SyncWAVE）」シリーズから、新たにタイムサーバー（※）を時刻情報として利用する基地局「WL-300N」を2024年6月1日に発売します。
※タイムサーバー：GPS、標準時刻電波、地デジ、FMラジオなどの時刻情報を受信してネットワーク機器に正確な時刻の基準を提供する機器
ネットシンクウェーブ基地局
「WL-300N」
- ■発売日：
- 2024年6月1日
- ■価 格：
- 希望小売価格55,000円（税抜価格50,000円）
本製品は、室内の時計の時刻をネットワークの時刻と正確に同期する点が最大の特長で、労務管理や工程管理など、正確な時間管理が必要な業務に貢献します。
タイムサーバーが導入されている環境であれば、タイムサーバーとLANケーブルで接続するだけで、無線で複数の設備時計（クロック）に時刻情報を送信して正確に同期します。また、タイムサーバーを時刻情報として利用するので、GPSや標準電波などのアンテナ工事を必要とせず、簡単に導入でき、従来と比べて施工が飛躍的に容易にできます。
防犯カメラやFAシステムなどにおけるセキュリティの強化されたネットワーク環境の需要の増加に加え、コロナ禍を経て、ビデオ会議やEC（電子商取引）の利用が拡大し、ネットワーク全体で正確な時刻に同期させる必要性が高まっており、タイムサーバーの需要は拡大しています。当社もタイムサーバーTSVシリーズの累計販売実績は1万台を超えており、タイムサーバーを利用した無線時計への期待が高まっています。
主な特長
◆アンテナ工事不要・PoE給電でLAN接続のみ
タイムサーバーの時刻に同期するのでアンテナが不要。電源はPoE給電対応なのでPoE給電HUBへのLANケーブル接続のみで設置完了。
（タイムサーバーを設置する際は、アンテナを必要とする場合があります）
◆ネットワーク時刻と室内の時計が正確に同期
ネットワークの時刻と室内の時計が正確に同期し、スムーズな労務管理や工程管理に貢献。
◆ネットワーク設定は基地局のみ
IPアドレスなどのネットワーク設定は基地局のみで、シンクウェーブクロックは基地局の電波を受信すれば自動的に正確な時刻を表示。
◆タイムサーバーが導入されている環境であれば、使用可能
IPアドレスのあるタイムサーバーであれば、製造元、機種を問わず使用可能。
◆時計専用配線が不要
従来の設備時計とは違いワイヤレスシステムクロックなので、配線が不要で設置場所に制約がない。
◆業界一超寿命10年の無線子時計
シンクウェーブクロックは2本の乾電池で10年の長寿命。
主な仕様
| ケース | AES樹脂 ホワイト |
|---|---|
| 寸法 | H141mm × W142mm × D25mm |
| 質量 | 約 150g |
| 消費電力 | 最大 3W |
| PoE電源入力 | IEEE 802.3af 準拠 |
| 無線規格 | 特定小電力無線(ARIB STD-T67 準拠) 429MHz帯 |
| 無線出力 | 約10mW |
| 入力信号 | ネットワークインターフェース RJ-45 |
お問い合わせ
- 製品に関するお問い合わせ先
- シチズンTIC株式会社
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