2024/06/03

医学論文探索AIシステム「KIBIT Amanogawa」、あすか製薬株式会社で導入

株式会社 FRONTEO 

2024 年 6 月 3 日
株式会社FRONTEO

医学論文探索 AI システム「KIBIT Amanogawa」、
あすか製薬株式会社で導入
論文探索および仮説生成における高精度化を支援

株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下 FRONTEO)は、医学論文探索AI「KIBIT Amanogawa」が、あすか製薬株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山口 惣大、以下 あすか製薬)で導入されたことをお知らせします。

あすか製薬は中期経営計画2025の目指す姿として「スペシャリティファーマを基盤とするトータルヘルスケアカンパニー」を掲げ、特に産婦人科領域のリーディングカンパニーとして?性の健康課題解決に貢献すべく事業活動をしています。アンメット・メディカル・ニーズ*1に応える価値の高い新薬を継続的に創出するため、研究開発力の強化に取り組んでおり、今回、創薬ターゲット探索の効率化と高精度化という効果を期待し、KIBIT Amanogawaの導入を決定しました。

KIBIT Amanogawaは、医薬品研究開発における課題の一つである「論文探索および仮説生成の効率化・高精度化」を解決する、当社独自のアルゴリズムを搭載した医学論文探索AIシステムです。疾患名や化合物に関わる単語や文章、仮説を入力すると、自然言語処理AI「KIBIT」がPubMed*2に掲載されている3000万報以上の論文データの中から、研究者の求める情報との類似性・関連性の高い論文を即座に検出し、速やかに解析・提示します。従来、膨大な研究リソースを要していたこれらの作業が大幅に効率化されることに加え、単語や文章をベクトル化(数値化)した概念の仮想的な演算により、検索者によるバイアスが排除され、従来のキーワード検索では検出できなかった情報を基に、新たな着想につなげることが可能となります。

FRONTEOは、独自の自然言語処理技術を用いた革新的なAIシステムの開発と提供を通じて、アンメット・メディカル・ニーズに対する新薬の研究開発などをはじめとする医療・医学・薬学研究の進展や導入企業・機関の研究ならびに事業の発展に貢献できるよう努めてまいります。

本件単独による業績への影響は軽微です。

*1 いまだ有効な治療方法が見出されていない疾患に対する医療ニーズ
*2 米国国立医学図書館の国立生物科学情報センターが運営する生物医学領域の論文データベース
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2158/tdnet/2454669/00.pdf

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