2024/06/07

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 日本都市計画学会賞<計画設計賞>を受賞

森ビル 株式会社 

2024-06-07

森ビル株式会社

虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 日本都市計画学会賞<計画設計賞>を受賞

地下鉄駅とまちの一体的な計画・設計・施工・管理の取り組みを評価

森ビル株式会社(東京都港区、代表取締役社長:辻慎吾)が管理運営する「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が、この度、2023年度日本都市計画学会賞<計画設計賞>を受賞いたしました。

「日本都市計画学会賞」(主催:公益財団法人日本都市計画学会)は、1960年に創設された、都市計画に関し顕著な貢献をしたと認められる研究及び業績を成した者に対し授与される賞です。この度の<計画設計賞>の受賞は、日比谷線新駅整備事業と虎ノ門ヒルズ ステーションタワーを対象に、当社及び独立行政法人都市再生機構、東京地下鉄株式会社、虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合による共同での受賞となります。なお、当社における日本都市計画学会の受賞は、六本木ヒルズ(2014年「石川賞」)、虎ノ門ヒルズ(2018年「計画設計賞」)に続いて3度目となります。

対象事業

地下鉄駅とまちの一体的な計画・設計・施行・管理の取組~日比谷線新駅整備事業と虎ノ門ヒルズステーションタワー~

受賞理由

本事業は、地下鉄駅とまちが視覚的・空間的・防災面において一体となった空間を実現したものである。特に公共空間は、人流のダイナミズムを可視化しつつ、明解な動線設計で万人に使いやすい空間を創出している。事業構想段階から、都市開発事業者と鉄道事業者、学識経験者、行政など複数の関係者が長期間にわたって協議を重ね、実現に至ったものであり、以下の点が優れている。

  1. 地下鉄駅と歩行者空間、超高層ビルの一体的な空間の実現
  2. 所有者・管理者の異なる地下鉄駅と地下鉄駅前広場、再開発ビルの全体管理を行う防災システム
  3. 計画・設計・施工すべての段階において再開発組合、森ビル、UR都市機構、東京メトロが勉強会や調整会議を継続的に行った綿密な調整プロセス

特に、地下鉄出入口は民間事業で整備される事例も多いが、利用者の集中する都心の地下鉄駅において、権利者や管理者が複数いる公共的空間のソフト面の防災体制を整えたことは、今後のモデルとなるものであり、日本都市計画学会計画設計賞に相応しいと判断した。

左)広大な地下鉄駅前広場(ステーションアトリウム)
右)日比谷線虎ノ門ヒルズ駅と虎ノ門ヒルズ ステーションタワー低層部の断面図

当社は、引き続き、虎ノ門ヒルズにおける「国際新都心・グローバルビジネスセンター」の形成を通じて、国際都市・東京のさらなる磁力向上に貢献してまいります。

PDFデータ(350KB)

本件に対するお問い合わせ

森ビル株式会社 広報室

TEL:03-6406-6606

FAX:03-6406-9306

E-mail:koho@mori.co.jp

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