2024/05/30

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について

三協立山 株式会社 

2024 年 5 月 30 日

資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について

当社は、本日開催の取締役会において、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図るために、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について、方針・目標及び取り組みを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。



1.現状分析(2024 年 1 月 11 日開示済み)

当社は、2021 年 7 月に長期ビジョン「VISION2030」を掲げ、その実現に向けた第 1 段階として中期経営計画(2022 年 5 月期~2024 年 5 月期)を策定し、具体的な取り組みを進めてまいりました。 こうした中、当社のPBR(株価純資産倍率)は 2014 年 5 月期以降、1 倍を下回る水準で推移しており、要因は、過去からの収益性、中長期での成長戦略が株主・投資家の皆様からご評価を得られていないことであると分析しております。

2.方針・目標

新たな中期経営計画(2025 年 5 月期~2027 年 5 月期)において、収益基盤の構造改革による収益力の向上、持続的な成長に向けた積極投資、安定的な株主還元の実現による企業価値向上を目指します。

中期経営計画期間は、低収益事業の再構築費用に加えて、成長投資による償却負担増によって、収益が伸びにくい期間であることから、最終年度の2027 年 5 月期は ROE(自己資本利益率)6%以上を目標として、VISION2030 最終年度の 2031 年 5 月期は ROE10%以上、PBR1 倍を上回る水準にすることを目標といたします。

3.取り組み

①低収益事業の健全化
・構造改革による固定費圧縮
・価格適正化による収益改善
・強化領域へのシフト
②成長期待の信頼獲得
・自動車分野での事業拡大に向けた積極投資
・半導体産業やインフラ需要によるアルミ採用拡大
③還元方針
・中期経営計画期間内は、1 株あたり 25 円を下限とする安定的かつ継続的な配当
④IR 活動の充実による投資家との積極的な対話

詳細は、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」をご参照ください。なお、中期経営計画の詳細につきましては、2024 年 7 月に公表いたします。

以上

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.st-grp.co.jp/ir/pdf/240530_keiei.pdf

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